わずか1滴の尿で、がんの早期発見に挑む
2021年10月06日
- 主催:
Craif株式会社
解くべき課題
◆負担が軽く高精度ながん検査方法の確立
・“がん”による死亡者数が増加傾向にある状況に比して、がん検診の普及が進んでいない。
◆がん治療における不平等の解消
・現状、がんの検査や治療には膨大なコストがかかり、誰もが平等にがんの治療を受けられていない。
取組のポイント
2020年度「STI for SDGs」アワード「優秀賞」受賞案件
◆高度な技術を用いた独自開発のデバイスとAI(人工知能)を組み合わせ、がんを早期に発見
◆簡便な検査手法を提供するだけでなく、最適な治療方針の提案を目指す
取組内容
◆大学発の技術で独自に開発したデバイスとAI(人口知能)の組み合わせで、がんの早期発見を実現
・独自開発のデバイスは、尿中に含まれる「miRNA」を高精度に捕捉
・独自デバイスとAI(人工知能)を組みあわせ、名古屋大学で生み出された技術を用い「エクソソームバイオマーカー解析プラットフォーム」を構築
・検査に必要な検体はわずか1mlの尿で、検査にかかる負担を軽減
◆がん検査としての認可申請と並行して、同技術を活用したリスクチェックキットも提供予定