JST 国立研究開発法人 科学技術振興機構

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SCENARIO 社会課題の解決を目指して

生体情報の革新的な利活用を通じた新たな社会的価値の創出

2021年05月20日

シナリオを描く

  • 主催:

    立命館大学情報理工学部 准教授 村尾和哉

解くべき課題

◆モバイル・ウェアラブル機器のアクセシビリティ
◆生体情報センシングによる社会問題解決

取組のポイント

◆環境設置型・ウェアラブル型センサによる生体情報計測技術を活用した生涯未婚率の改善やスポーツ・エンターテインメントの体験付加価値など社会展開
◆身体機能のハンディキャップを抱える人でも健常者と同じように情報機器のインタフェース、デザイン、機能,サービスを享受できるようにする

取組内容

さきがけで研究中の生体情報計測技術について、サイエンスインパクトラボの議論から提唱された社会実装手段
◆婚活支援
・参加者が装着した加速度センサ・心拍センサから取得したデータを解析して、緊張など平常時と異なる状態を検出し、ペアリング成功率を上げる情報提示技術
◆モバイル・ウェアラブル機器アクセシビリティ支援
・義肢・ロボットアーム・サイボーグなどの人工身体でも生身と同様に温度、心拍などの生体情報をスマートウォッチなどのセンサに計測させることができる技術
・身体機能に制限のある人でも情報機器を操作できる技術
◆スポーツ観戦支援
・椅子に搭載したセンサや観客のスマートフォン内蔵のセンサおよび試合スタッツから試合の盛り上がりや、観客の属性、観戦集中度を推定する技術
・観客の属性や観戦集中度から、トイレや帰宅を促す情報提示を行い、スタジアムの混雑を解消する技術
◆アイデアの社会実装に向け、以下のステークホルダーとの協働を検討
・義肢、ロボットアーム、サイボーグの開発者・研究者・利用者
・マッチングパーティー事業者、地方自治体
・スポーツリーグ、スポーツチーム、スポーツメディア、通信事業者、鉄道バス事業者、自治体

シナリオの関係者

・株式会社Xenoma 網盛一郎
・社会福祉法人太陽の家 池部純政
・株式会社aba 宇井吉美
・公益財団法人日本デザイン振興会 加藤公敬
・株式会社A-Lab 島谷直志
・日本科学未来館SC 田中沙紀子
・株式会社Xenoma 富取祐香
・W Innovators 中塚智恵
・株式会社キビテク 林摩梨花
・NPO法人ETIC. 米田直子
・科学コミュニケーター/日本科学未来館元SC 本田隆行

シナリオの出どころ

関連情報

「生体情報」に関する情報
「生体情報 センシング」に関する情報
「ウェアラブルデバイス」に関する情報
「身体機能」に関する情報

お問い合わせ先

https://chance-network.jp/#contact

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