運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくる立命館大学COI
2020年10月14日
- 主催:
立命館大学研究部 BKCリサーチオフィス(リエゾン担当)
- 開催日:2013年11月 1日
解くべき課題
◆超高齢化社会における運動機会の喪失を防ぐ
◆新しいスポーツ健康技術で空間価値を変える
◆寝たきりの原因となるロコモティブシンドローム(ロコモ)を防ぐ
取組のポイント
10年後の目指すべき社会像を見据えたビジョン主導型のチャレンジング・ハイリスクな研究開発、COI(センター・オブ・イノベーション)プログラム採択案件
◆新しいスポーツ健康技術の開発
・スマートウェア技術、空間シェアリング技術、運動誘導/継続技術の開発。
◆ロコモの見える化と予防法の開発
◆すべての日本人が時間と空間を共有できる絆社会の実現
・運動を媒介に、「スポーツ/運動」と「医療」の両側面から健康を維持/増進し、すべての人をアクティブな状態へと誘導する。
取組内容
◆スマートウェアの実用化
・生体センサを応用し、着るだけで各種生体信号が計測できるスマートウェアの開発。
・ユーザーへの計測結果のフィードバックや運動を誘発できるアプリケーションの開発。
◆空間シェアリング技術の実用化
・指向性および直進性の強い超音波スピーカーで、同一空間を音で区分け、個々のライフスタイルに合う視聴空間の提供。
・空間一点で受聴可能な極小領域オーディオスポットの構築を発展させた音像ホログラムの実現を目指す。
◆運動誘発/継続システムの実用化
・スマートウェアと指向性スピーカーの特性を組み合わせ、個人に特定した運動プログラムを提供。
・運動を通じた多世代交流を誘発し、心身ともに健康を増進維持できる絆社会の実現を目指す。
◆ロコモ発症予防技術の実用化
・ロコモセンシング技術で、ロコモ予備群の見える化に世界で初めて成功。
・予備群向けの運動プログラム、運動支援機器を開発。
・尿に含まれるバイオマーカーを特定し、予備群の簡便な見える化法の開発。
◆ロコモ進展予防技術の実用化
・尿に含まれているロコモ状態の人のバイオマーカー候補の検出に成功。
・尿を使った非侵襲的で簡便なロコモ状態の把握と、体調管理通信システム、アンチロコモサプリを組み合わせた自己管理システムの構築を目指す。
シナリオの関係者
プロジェクトリーダー:オムロンヘルスケア 執行役員専務(開発統括本部長(兼)データシステム本部長(兼)商品/開発/生産SCM担当)田中孝英氏
研究リーダー:立命館大学 副学長・スポーツ健康科学部教授 伊坂忠夫氏
シナリオの出どころ
お問い合わせ先
立命館大学研究部 BKCリサーチオフィス(リエゾン担当)
- 077-561-2802