JST 国立研究開発法人 科学技術振興機構

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SCENARIO 社会課題の解決を目指して

バイオプラスチック複合材の活用によるSDGsの推進

2020年02月07日

シナリオを実現する

  • 主催:

    アイーコンポロジー株式会社

  • 開催日:2016年4月 1日

解くべき課題

◆石油由来のプラスチックの使用量削減
◆海洋プラスチック問題
◆加工上の課題によるバイオプラスチック複合材の利用範囲の制約

取組のポイント

「STI for SDGs」アワード(第1回)「優秀賞」受賞案件
◆バイオプラスチック複合材の開発により、環境負荷を軽減
・プラスチック焼却時の温室効果ガス削減に貢献
◆地方自治体との協働
・中山間地域における持続可能な産業の創出や林業の活性化
・未利用バイオマスの有効利用を検討中の地方自治体や企業、研究機関と共創

取組内容

◆石油由来のプラスチック使用量を削減し、海洋マイクロプラスチック問題への対応を促進
・科学的手法(添加剤の開発と配合処方の検討)を用いて複数の技術課題を解決し、バイオプラスチック複合材の利用範囲を飛躍的に拡大。
・木粉と既存のプラスチックを複合化し、温室効果ガスの発生量を抑制できる材料(低炭素化)を開発し商品化を実現済み。
・様々なバイオマスフィラー(木、竹、澱粉他)と、植物原料から製造されたプラスチック(BioPE、ポリ乳酸他)を複合化。温室効果ガスの発生量を最大限抑制できる材料(脱炭素化)を開発し、評価用サンプル出荷中。
・コンポスト条件下や土壌中、更には海洋でも生分解する生分解性バイオプラスチック複合材を開発し、評価用サンプル出荷中。
◆2地方自治体との間で協働について検討開始
・バイオプラスチック複合材の製造をバイオマス資源が豊富な中山間地域で行うことにより、持続可能な産業の創出と雇用を推進。
・間伐材等の未利用残材を有効利用し六次産業化することで林業の活性化にも貢献。
・森林整備とこれによる災害の減少に寄与。
・地方自治体や企業・研究機関との共創の推進。

シナリオの関係者

アイーコンポロジー株式会社

関連情報

「バイオプラスチック」に関する情報
「温室効果ガス削減」に関する情報
「海洋プラスチックごみ」に関する情報

お問い合わせ先

アイーコンポロジー株式会社

email@i-compology.com

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