事業成果

大学、企業などと連携

SDGsの活動に積極貢献2022年度更新

JSTは、「持続可能な開発目標の達成に向けた科学技術イノベーションの貢献(STI for SDGs)に関するJST の基本方針」の中で「SDGsへの取組の3本柱」を定め、JSTが持つ、シンクタンク機能、研究開発、産学連携、次世代人材育成、科学と社会の対話協働など、多岐にわたる機能を通じて、STI for SDGsを積極的に進めています。

JSTのSDGsへの取組の3本柱について

積極的にSDGs関連情報の広報・啓発を行います(SDGs for all, STI for All)

 SDGs に関する国内外の動向を調査し、集めた情報を積極的に発信していきます。国内におけるSDGsの認知度の向上、特に科学技術イノベーションを通じたSDGs達成に向けた取組を促進します。

SDGs 達成に貢献する研究開発プログラムを実施します(STI for SDGs)

 JSTのファンディング事業において、多様なステークホルダー同士が対話し、協働していく場づくりや、課題解決や社会的期待の実現を目指したプログラムを実施し、SDGs 達成に貢献する研究開発成果の創出を目指します。

SDGsの視点を踏まえて業務を推進していきます(SDGs for STI)

 SDGs の視点を踏まえ、研究成果の最大化や成果の展開を図ります。例えば、世界共通言語である SDGs アイコンを積極的に活用しJSTが進めるプロジェクトや成果の社会的な意義を分かりやすく発信したり、SDGsの具体的なテーマの下で産官学社会の多様なステークホルダーが一堂に会す場をつくり、科学技術だけではない多角的な視点から課題の深掘りや解決策の検討を行う活動などを行っています。

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STI for SDGsの動向に関する積極的な発信について

JSTは、科学技術関係者をはじめ、政府関係者、自治体、大学・研究機関、企業、NPO、個人等、さまざまなステークホルダーがSDGs達成に向けて自らの役割を考え、SDGsを推進するために、「STI for SDGs」の視点から積極的にSDGsに関する情報を発信しています。

2019年11月には、SDGs達成に向けたこれまでの動向や今後に向けて必要な活動の方向性などを解説した報告書「STI for SDGsの具現化に向けて- 国連決議から4年、新しいステージへ」を公開しました。

2021年3月には、国内外におけるSTI for SDGsの実践例や教訓の蓄積を整理し、今後の実施に向けた解説書として、報告書「SDGs達成に向けた科学技術イノベーションの実践」を発行しています。

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<これまでの活動について>
2019年12月 エコプロ2019共同出展

2019年12月5~7日には、アジアを代表する環境の総合展示会「エコプロ2019」にブース出展し、「みんなが生きたい未来をつくるサイエンス」をテーマに、科学技術イノベーション、教育、まちづくり、国際貢献など、SDGsに関する幅広い分野の取り組みを紹介しました。「STI for SDGs」アワード受賞団体、地域産学官社会連携分科会の参加団体、COIやSSHなどの事業関係機関など、のべ16団体と連携し、研究者、企業、大学生・大学院生、高校生らの協力を得て、3日間で、展示(12件)、プレゼンテーション/ワークショップ(36コマ)を実施しました。持続可能な社会に向けたSTIによる挑戦を可視化するとともに、持続可能な社会とは何か、持続可能な社会を支える個人や組織のあり方とは何かを来場者とともに考える場となりました。3日間の会期を通じ、JSTブースには小学生からシニアまで3700人以上が来場しました。

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展示、プレゼンテーション、ワークショップでは多くの方が関心を寄せ、発表に耳を傾けた。

2020年11月 エコプロ Online 2020共同出展

コロナ禍の中、初めてオンラインで開催された「エコプロOnline 2020」(2020年11月25日~28日開催)にオンラインブースを出展し、「今こそ考えよう、みんなが生きたい未来をつくるサイエンス」をテーマに、SDGsや社会課題に対して科学技術を使って解決を目指すさまざまな取組を紹介しました。4日間のコア開期の中で、SDGsの基礎講座や連携する大学や企業の様々なSDGsに向けた取組を18のセミナー企画および11の展示企画で紹介しました。オンライン展示の内容は、エコプロOnline 2020のサイトにて、2020年12月25日までアーカイブ公開されました(オンラインセミナーは、一部を除き、引き続きアーカイブ動画をご覧頂けます)。

2021年12月 エコプロ2021共同出展

 「エコプロ2021」(2021年12月8日~10日、東京ビッグサイトにおいて開催)に出展し、「みんなが生きたい未来をつくるサイエンス」をテーマに、SDGsや社会課題に対して科学技術を使forって解決を目指すさまざまな取組を紹介しました。「STI SDGs」アワード受賞団体、地域産学官社会連携分科会の参加団体、START、COIなどの事業関係機関などと連携し、研究者、企業、大学生・大学院生、高校生らの協力を得て、JSTブースでのパネル展示(SDGs解説1件、SDGs取組5件)に加え、16件のミニセミナーを開催しました。さらに、本年度は、2件のJST特別セミナーを開催し、START/ImPACT/COI/ムーンショットなどの事業関係者による研究開発事例の紹介や、自治体・NPOらによる地域SDGs活動の事例紹介を実施しました。ミニセミナーおよびセミナーはアーカイブ動画をご覧頂けます。

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子供から大人まで、多くの方が来場し、パネル展示でデモンストレーションなどを体験されたりミニセミナーの発表に耳を傾けた。

地域産学官社会連携分科会について

地域の課題と科学技術の解決策を結ぶため、内閣府の地方創生SDGs官民連携プラットフォームの下で、「地域産学官社会連携分科会」を主宰。分科会の参画機関と共に、大学、地方自治体、企業、市民などが共に集う場をつくり、それぞれの取り組みを発表したり、多角的な視点から地域の課題を捉え必要な取組や障壁について共に考えることを目指し、同分科会を運営(2019年3月~2022年3月)。

図3
<これまでの活動について>
2019年6月 京都大学 超SDGsシンポジウム内でのワークショップ開催

分科会活動の第一弾として、2019年6月27日に京都にて、「サイエンスアゴラin京都‐京都大学超SDGsシンポジウム」(主催:京都大学、共催:科学技術振興機構、関西SDGsプラットフォームほか)内で、公開ワークショップ「わたしのまちのスマートモビリティ2030」を開催しました。行政・地方自治体、交通事業・モビリティ企業、金融機関の関係者に加え、研究者、学生、一般市民などが参加し、それぞれの立場から、様々な人にとって魅力的で、環境に優しく、また持続可能な未来の街の交通とは何か、地域交通に関わる課題解決の方法などについて、活発に意見交換を行いました。

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「わたしのまちのスマートモビリティ2030」ワークショップでは、持続可能な未来の街の交通とは何か等について、活発な議論が行われた。