領域についてマネジメント体制
領域アドバイザー
服部 篤子
一般社団法人DSIA 代表理事
同志社大学政策学部 教授
プロフィール
大阪大学大学院国際公共政策研究科修了。阪神淡路大震災を契機にNPO研究の普及を意図した総合研究大学院大学スコーププロジェクトに参画後、2001年、CAC社会起業家研究ネットワークを設立。社会起業家、ソーシャルビジネスの研究と普及に向けて人財開発に取り組む。
立教大学大学院、明治学院大学などにて兼任講師。日本NPO学会副会長、公益財団法人日本女性学習財団理事。主な編著に、『未来をつくる企業内イノベータ―たち』（2012）、『ソーシャル・イノベーション：営利と非営利を超えて』（2010）など。
専門分野
非営利組織論、社会起業、ソーシャルビジネス、社会イノベーション
メッセージ
「多様な社会の問題解決には、研究と実践の両輪が不可欠」という思いのもと、長年、市民社会の役割に着目してきました。見過ごされてきた社会課題にいち早く気づき、解決に向けて地道に取り組んでいる姿を見てきましたが、その影響力や持続性において常に課題を抱えてきました。本領域ではこの両輪を重視しているため、長期化し、深刻化する多様な社会課題解決を加速させ、社会インパクトを高めることができるのではないかと大いに期待しています。もっとも、その両輪がバランスよく走ることは容易ではありません。セクターを超えて、専門領域を超えて、世代を超えて、協働による新たな価値創造に共に挑戦していきたいと思います。