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「産総研オープンラボ2013」出展へしました(平成25年10月31日、11月1日)

 平成25年10月31日(木)、11月1日(金)、産業技術総合研究所つくばセンター(茨城県つくば市)で開催された「第6回産総研オープンラボ2013」(主催:産業技術総合研究所)において、本事業のパネル出展を行いました。

 このイベントの特別展示として、産総研が平成26年4月に福島県郡山市に開設する福島再生可能エネルギー研究所の特設会場が設けられました。本事業は福島再生可能エネルギー研究所と連携しており、 この特設会場内にパネルを展示して、本事業で進めている革新的なナノワイヤー太陽電池の研究開発について紹介しました。最先端の太陽電池研究の内容や、省庁連携により基礎から実用化までを推進する本事業の取り組みに関心をもつ声が聞かれました。

 11月1日には、本事業の小長井研究総括による特別講演「革新的太陽電池の研究開発拠点形成」が行われました。この講演において、世界の太陽電池導入規模が数テラワット規模になっていく状況、エネルギー変換効率の高効率化が太陽電池に求められていること、シリコン太陽電池の変換効率がこの10年間25%で頭打ちになっていること、ナノワイヤー構造によるバンドギャップ制御とタンデム構造化という挑戦的かつ革新的な研究開発によって変換効率30%の実現を目指すという研究プロジェクトの意義、概要などが紹介されました。

 革新的エネルギーの研究拠点を着実に形成するため、本事業は今後もより一層、福島再生可能エネルギー研究所と強く連携して推進していきます。

   小長井研究総括と近藤産総研福島再生可能エネルギー研究所長代理
   小長井研究総括による特別講演

 「産総研オープンラボ2013」
 http://www.aist.go.jp/aist_j/event/ev2013/ev20131031_2/ev20131031_2.html