事業概要

事業名
革新的エネルギー研究開発拠点形成事業
研究総括
小長井 誠 (東京都市大学総合研究所 教授)

 研究総括は、プロジェクトの運営を司る総監督(プレイング・マネージャー)に当たり、研究の構想と計画づくり、構成員の選定、研究の指揮、プロジェクト予算の調整などを行います。挑戦的な研究を行うために、組織や専門分野を越えて集まった優秀な研究員を結集し、研究を実施していきます。

事業実施期間
平成24年度~平成28年度 (5年間)
事業の目的
 本事業は、復興庁と文部科学省の連携のもと、平成23年7月29日に決定された「東日本大震災からの復興の基本方針」並びに福島復興再生特別措置法のもと定められた「福島復興再生基本方針」(平成24年7月13日)に基づき、再生可能エネルギーに関わる開かれた世界最先端の研究開発拠点を福島県に整備することを目的に実施されるものです。
 経済産業省の福島県再生可能エネルギー研究開発拠点整備事業(平成23年度第三次補正予算)により福島県に整備された、産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所において、革新的な超高効率太陽電池の実現を目指した研究開発を実施し、世界トップレベルの研究開発拠点を形成します。
 卓越した洞察力と指導力を備えたプロジェクトリーダー(研究総括)のもと、若手を含む多様なバックグラウンドを持つ研究者が結集し、超高効率太陽電池の創出を目的として、独創性に富んだ研究を実施します。
事業の構成
革新的エネルギー研究開発拠点
研究開発拠点について
 平成24年度と平成25年度は、研究グループリーダーが所属する研究機関(大学や企業)に、研究機器を設置し、JSTが雇用する研究員等を配置して研究を実施していました。
 平成26年度より、同年4月に福島県郡山市に開所した産総研福島再生可能エネルギー研究所の一角に、研究機器や研究員等を移転、結集させて研究を推進しています。

革新的エネルギー研究開発拠点