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JSTnews 2023年10月号

JSTnewsは、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の広報誌です。

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2023年10月号

特集
AI搭載ロボットで生命科学研究加速 発見プロセスの全自動化を目指す
「旨味受容体」の活性化メカニズムを解析 おいしさの基本原理の解明に向け

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P.03特集 1― AI搭載ロボットで生命科学研究加速 発見プロセスの全自動化を目指す

AI搭載ロボットで生命科学研究加速 発見プロセスの全自動化を目指す

生命科学研究の現場で、AIを搭載したロボットを活用する「ロボティックバイオロジー」が脚光を浴びている。さまざまな実験に適用することで、研究全体を加速させるものとして期待されているからだ。理化学研究所生命機能科学研究センターの高橋恒一チームリーダーは、科学的発見のプロセス全体を自動化する「AIロボット駆動科学」の実現を目指している。

P.03-07をPDFで読む(PDF:1.7 MB)

P.08特集 2― 「旨味受容体」の活性化メカニズムを解析 おいしさの基本原理の解明に向け

 「旨味受容体」の活性化メカニズムを解析 おいしさの基本原理の解明に向け

甘味・塩味・酸味・苦味、そして「旨味(うまみ)」。近年の味覚研究において、旨味が第5の基本味の1つとして世界的に知られるようになった。明治大学農学部の戸田安香特任講師は、旨味や甘味など「嗜好(しこう)味」に応答する味覚受容体の活性化メカニズムの解析を進めると共に、おいしさの基本原理の解明を目指している。

P.08-11をPDFで読む(PDF:1.4 MB)

P.12連載― イノベ見て歩き

第5回 融かして伸ばしてポリマーを繊維に 環境負荷・コスト低く高強度実現
連載 イノベ見て歩き

社会実装につながる研究開発現場を紹介するイノベ見て歩き。第5回は、超高分子量ポリマーを原料に「溶融紡糸」と「溶融延伸」の2つの技術を組み合わせ、環境低負荷かつ低コストな手法で高強度繊維を作製した群馬大学大学院理工学府分子科学部門の撹上将規助教を訪ねた。

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P.14NEWS & TOPICS

NEWS&TOPICS
開催予告
「ゲノム編集魚を食べる」など事前登録制で特別体験を実施
研究成果
「4次元X線CT」の原理検証に成功
研究成果
ハダカデバネズミの老化耐性の一端を解明

P.14-15をPDFで読む(PDF:1.0 MB)

P.16さきがける科学人― 高強度の放射線を極短時間で照射 患者のQOLを維持した治療の実現へ

高強度の放射線を極短時間で照射 患者のQOLを維持した治療の実現へ

量子科学技術研究開発機構
量子生命・医学部門 放射線医学研究所 主任研究員

楠本 多聞

P.16をPDFで読む(PDF:1.0 MB)

ロゴ:未来をひらく科学技術 JST news

ISSN 1349-6085

編集発行/ 国立研究開発法人科学技術振興機構 総務部広報課

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