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JSTnews 2023年7月号

JSTnewsは、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の広報誌です。

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2023年7月号

特集
高機能触媒の開発でプラごみ問題を解決 環境に優しい「ケミカルリサイクル」へ
資源循環型の社会目指し新技術を開発 低負荷・低コストで完全分離を実現 

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P.03特集 1― 高機能触媒の開発でプラごみ問題を解決 環境に優しい「ケミカルリサイクル」へ

高機能触媒の開発でプラごみ問題を解決 環境に優しい「ケミカルリサイクル」

近年、SDGsやサーキュラーエコノミー(循環経済)へ向けたプラスチックごみ問題解決の背景から、プラスチックの分解再利用に関する研究の重要性が高まっている。この問題に際し、東京都立大学大学院理学研究科の野村琴広教授は、独自の高性能触媒を用いた研究開発を通じ、環境負荷の低いケミカルリサイクルの確立を目指している。

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P.08特集 2― 資源循環型の社会目指し新技術を開発 低負荷・低コストで完全分離を実現

資源循環型の社会目指し新技術を開発 低負荷・低コストで完全分離を実現

カーボンニュートラルの実現に向けて、二次電池や電気自動車(EV)の導入が進めば、リチウムイオン電池(LIB)や複合素材で構成された車が市場にあふれ、レアメタルなどの特定資源の需要が高まると予想される。その際に、効率的な資源循環を可能にする技術の重要度が増してくる。早稲田大学理工学術院の所千晴教授は、こうした複合素材の使用済み製品から有用な資源を低負荷・低コストで分離し、再利用を可能にする分離技術の開発に挑んでいる。

P.08-11をPDFで読む(PDF:1.5 MB)

P.12連載― イノベ見て歩き

第2回 地震で崩壊した熊本城の石垣修復を支援 3Dデータによる独自の画像照合技術で
新連載 イノベ見て歩き

社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第2回は、独自の画像照合技術を用い、2016年の熊本地震で崩落した熊本城の石垣修復を支援した熊本大学大学院先端科学研究部の上瀧剛教授を訪ねた。

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P.14NEWS & TOPICS

NEWS&TOPICS
研究成果
約2.5億年前の大量絶滅 火山活動の痕跡捉える
研究成果
細菌が「阿吽の呼吸」でがん細胞を倒す
研究成果
失明すると触覚が鋭敏になる仕組みを解明
研究成果
CNTを認識する免疫受容体を発見

P.14-15をPDFで読む(PDF:1.0 MB)

P.16さきがける科学人― 「脳の個性」に合わせたリハビリ 神経工学の技術駆使し提案めざす

「脳の個性」に合わせたリハビリ 神経工学の技術駆使し提案めざす

産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 研究員

笠原 和美

P.16をPDFで読む(PDF:1.0 MB)

ロゴ:未来をひらく科学技術 JST news

ISSN 1349-6085

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