新着情報

2023/2/22 15:00
開催趣旨
ムーンショット目標8では、人命や社会生活に脅威を及ぼす極端風水害を少しでも減らすべく、台風や豪雨、強風等の強度やタイミング等を変化させるための研究開発を行っています。
気象に変化を起こすためには、大気状態に何らかの影響を与える必要があります。
しかし、技術開発は黎明期にあり、物質散布などの数少ない手法が試されている状況であることから、何が目標8の達成に寄与しうるか、まだ見えていません。
上記のことから、多様な分野からの新しいチャレンジが期待されています。
今回は、大気状態に何らかの影響を与えうる技術を中心に、目標8の研究者から発表を行うとともに、参加者の皆さまからの質問等を起点にパネル討論を行います。

開催概要 ※諸般の事情により、オンライン開催のみになりました(2023年2月20日変更)
日時 | [終了しました] 2023年2月22日(水)13:00~15:00 |
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会場 | オンラインのみ(Zoomウェビナー)で開催いたします |
参加方法 | 事前申込制 |
主催 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 |
言語 | 日本語 |

タイムテーブル(敬称略):再生リスト(YouTube)
13:00 | プログラムディレクター(PD)による趣旨説明 三好 建正 理化学研究所 計算科学研究センター チームリーダー |
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13:15 | プロジェクトマネージャー(PM)によるプロジェクト紹介 |
13:45 | パネルディスカッション 参加者からの質問を元に討論を行います <パネリスト> 三好 建正PD、澤田 洋平PM、筆保 弘徳PM、山口 弘誠PM |
14:55 | 閉会挨拶 三好 建正 PD |
※目標8では公募を行う予定です。詳細はこちら
気象に変化を与えうる技術について
以下は、気象に変化を与えるために、どのような対象を、どのような手法で変化させることが有効な可能性があるか、という例示です。
もちろん、今回のパネルディスカッションの話題は、これらに限定されません。
対象例 | 手法例 |
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風 | 大気の運動エネルギーの量や方向を変化させる手法、等 地面/海面/構造物表面の摩擦を変化させる方法等を含む。 |
気温 | 大気を加熱・冷却する方法、排熱をコントロールする方法、等 気温分布を変化させる方法等を含む。 |
表面温度 | 地面・水面・構造物等の表面温度を変化させる方法、等 太陽光の反射率を変化させる等、間接的な方法も含む。 |
水蒸気 | 水蒸気量を増減させる方法、水蒸気流を変化させたりする方法、等 蒸発量を抑制・促進する等、間接的な方法を含む。 |
大気状態に何らかの変化を与えうる技術について、今回のパネルディスカッションの開催にあたり、その周辺情報を収集しています。掲載の有無に関わらず、関連する技術に興味のある方々の参加をお待ちしています
お問い合わせ
科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業部
第一推進グループ ムーンショット目標8担当
E-mail:moonshot-goal8jst.go.jp