目標検討チーム一覧

目標検討チームが提案するムーンショット目標案(クリックするとチームの詳細をご覧いただけます)

調査研究課題一覧

下段:チームリーダー氏名(50音順)

  • 2050年までに、地球のSmart Earth化を実現

    秋山 肇(筑波大学 人文社会系 助教)

     調査研究報告書 (PDF:619KB)

     別紙 (PDF:1.08MB)

    調査研究課題名
    ポスト・アントロポセンの価値観・行動様式・科学技術に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは「もう一つの「地球」が構想できる未来」を提案します。この社会では、近視眼的な人間中心主義から、ポスト・アントロポセンの価値観に根差した生命中心主義への転換の必要性が認識されます。本調査研究では、人文社会系・自然科学系研究者、中学・高校教師、学生、アート系ベンチャーが参画し、有識者ヒアリング、子供や若い世代とのワークショップ、社会・文献調査を多面的に行います。
    チーム名
    チーム ポスト・アントロポセン
    チームリーダー
    秋山 肇(筑波大学 人文社会系 助教)
    サブリーダー
    浦山 俊一(筑波大学 生命環境系 助教)
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  • 2050年までに、動物由来の未知感染症に対するマネジメントシステムを構築し、感染症にレジリエントな社会を実現する

    安藤 清彦(農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 主任研究員)

     調査研究報告書 (PDF:4.38MB)

    調査研究課題名
    野生動物に由来する未知の感染症に対する次世代リスクマネジメントシステム構築のための調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは「感染症に対して柔軟且つ迅速に対応可能な社会」を提案します。目指す社会では、感染症発生リスクの高精度予測と迅速な治療予防法開発システムが整うことで、感染症による恐怖と制約から解放されます。
    本調査研究では、野生動物由来未知感染症に対応するため、関連研究分野の垣根を超えた情報連携基盤の構築と、それを活用したリスク分析および治療予防法開発システムの実現性を検証します。
    チーム名
    動物由来感染症マネジメント検討チーム
    チームリーダー
    安藤 清彦(農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 主任研究員)
    サブリーダー
    新井 暢夫(農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 研究員)
  • 2050年までに、日本にGreen Valleyを創出し、誰でも、いつでも、どこでも、何でも栽培出来る食料生産技術を確立し、世界中の人々が豊かな食生活を送り、自己実現を追求出来る世の中を実現する

    石橋 勇志(九州大学 大学院農学研究院 准教授)

     調査研究報告書 (PDF:2.62MB)

    調査研究課題名
    緑の革命2.0の実現に向けた調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、誰でも、いつでも、どこでも、何でも、植物を栽培出来る社会「緑の革命2.0」を提案し、世界各国が自律的な食料調達を可能にする世の中を実現します。本調査研究では、高校生・大学生を含む全世代型を対象としたワークショップや学術界・産業界・農業従事者に対するヒアリングを行い、当社会像の必要性、妥当性を検証し、その具体的な解決手法を精査します。
    チーム名
    SACMOTs
    チームリーダー
    石橋 勇志(九州大学 大学院農学研究院 准教授)
    サブリーダー
    田島 大地
  • 2050年までに、海洋の財化・可視化・利用最適化のサイクルを経済動機で駆動させ、新海洋国家=日本を実現する。

    石村 学志(岩手大学 農学部 准教授)

     調査研究報告書 (PDF:14.4MB)

    調査研究課題名
    地域海洋資源を起点とした自律的な社会経済圏が、繋がり、寄り添う、新しい海洋国家創成に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の日本の社会像として、当チームは地域の風土多様性から得られる海洋資源を起点とする自律的な地域社会経済圏の形成と、それらが繋がり、寄り添い、形作る海洋国家を提案します。本調査研究は3つのステップ、(1) 対象の定義、(2) 風土・市場・社会・制度の各側面から目標と現況の差分を課題とし、(3) 解決課題設定と事象定義の再検討、の調査サイクルを社会と協働し、社会像と解決課題を収斂させます。
    チーム名
    WeOn(ウィーオン:Wealth of Ocean Nation)
    チームリーダー
    石村 学志(岩手大学 農学部 准教授)
    サブリーダー
    市野川 桃子(水産研究・教育機構 水産資源研究所 漁業情報解析部・資源解析グループ長)
  • 2050年までにすべての人、そして地球が宇宙と繋がり宇宙と共生し恩恵を享受する社会を実現

    稲守 孝哉(名古屋大学 大学院工学研究科 准教授)

     調査研究報告書 (PDF:1.76MB)

    調査研究課題名
    誰もが自由にアクセスできる宇宙利用に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年には宇宙技術の産業化が進展し人工衛星を生産する時代に移行します。軌道上の大量の衛星により、個々の目的のため一から開発するのではなく、ソフトウエアの書き換えのみで目的の達成が可能となります。宇宙の敷居が極端に低くなるなかで宇宙は様々な人が利用できる公共の空間となり、宇宙技術に根差した新たな社会となります。本調査研究ではこのような社会に向け、目標、実現性、ロードマップの検討を行います。
    チーム名
    宇宙を誰もが自由にアクセス・利用できる空間へ
    チームリーダー
    稲守 孝哉(名古屋大学 大学院工学研究科 准教授)
    サブリーダー
    杵淵 紀世志(名古屋大学 大学院工学研究科 准教授)
  • 2050年までに、柔軟な「場」で誰もが安全で幸せに暮らせる社会を実現

    今西 美音子(株式会社竹中工務店 技術研究所 研究員)

     調査研究報告書 (PDF:1.33MB)

    調査研究課題名
    柔軟で安心な「場」と多様な幸せのカタチを実現するFlexインフラに関する調査研究
    調査研究の概要
    当チームは、多様性が享受され災害にも動じず技術革新や社会変化にも柔軟に対応できる都市・まちを2050年の社会像として掲げ、その実現に必要な、建物等のハードとそれを制御するソフトやセンサーが連携する自律進化型基盤「Flexインフラ」を提案します。研究調査では多様な価値観を俯瞰するためのアンケート調査や国内外の先進事例調査などを通じて、メンバーの各専門視点からこの社会像実現の技術的課題を検討します。
    チーム名
    Flexインフラを考える会
    チームリーダー
    今西 美音子(株式会社竹中工務店 技術研究所 研究員)
    サブリーダー
    石垣 陽(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 特任准教授)
  • 2050年までに、インフラの拘束から解放されて暮らし方の自由度が飛躍的に向上した社会を実現

    上野 真(宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 主任研究開発員)

     調査研究報告書 (PDF:7.55MB)

     補足:コンセプトブック (PDF:36.6MB)

    調査研究課題名
    インフラの投射によって実現される動的居住空間に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームはインフラが無い場所にも生活空間を設定できるInfrastructure Projection Anywhere技術によって、自由に居住空間を移動させることが可能な社会を提案します。本調査研究では、国際ワークショップでビジョンを可視化して社会と共有した上で、社会像実現のキーとなる研究開発テーマを目標達成シナリオに基づき、達成度を測る指標と共に設定します。
    チーム名
    Candy Factory
    チームリーダー
    上野 真(宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 主任研究開発員)
    サブリーダー
    阿部 侑真(情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク総合研究センター 研究員)
  • 2050年までにこころ伝達手段獲得による孤独ゼロのウルトラダイバーシティ社会を実現する

    岡田 志麻(立命館大学 理工学部 准教授)

     調査研究報告書 (PDF:1.84MB)

     別紙 (PDF:31MB)

    調査研究課題名
    サイバー空間のコミュニケーションインフラ構築による孤独ゼロのウルトラダイバーシティ社会に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは「サイバー空間の次世代コミュニケーションインフラ構築によるウルトラダイバーシティ社会の実現」を提案します。本調査研究では、web環境における人の反応や場の空気感・雰囲気といった情報を可視化し、サイバー空間における円滑なコミュニケーションの支援について必要な技術、環境の調査を行います。私たちのチームでは、国内外の小、中、高校生を巻き込んだ多世代で調査を実施します。
    チーム名
    サイバー空間の次世代コミュケーションインフラ構築による世界の中で誰も孤独を感じないウルトラダイバーシティ社会の実現
    チームリーダー
    岡田 志麻(立命館大学 理工学部 准教授)
    サブリーダー
    王 天一(立命館大学 立命館グローバル・イノベーション研究機構 専門研究員)
  • 2050年までに、伝統とテクノロジーの融合により安寧と活力が共存する社会の実現

    熊谷 誠慈(京都大学 こころの未来研究センター 准教授)

     調査研究報告書 (PDF:8.53MB)

    調査研究課題名
    伝統知にもとづく理想的な心理状態の定義化と計測法、誘導法、社会実装法の具体化に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは、サイバー空間、フィジカル空間、マインド空間の融合により、身体的負担のみならず精神的負担をもが低減された「安寧と活力が共存する社会」を提案します。本調査研究では、科学者の叡智を結集し、理想的な心理状態の定義化と計測法、誘導法、社会実装法を具体化します。伝統的智恵と心身変容技法を、先端科学技術で効率よく、頑健な形で社会にシステム化する「Psyche Navigation System技術の確立」を目指します。
    チーム名
    Psyche Navigation Systemによる安寧・活力共存社会実現チーム
    チームリーダー
    熊谷 誠慈(京都大学 こころの未来研究センター 准教授)
    サブリーダー
    三浦 典之(大阪大学 大学院情報科学研究科 教授)
  • 2050年までに、⾃然⽣態系と社会システムが調和的に接続され相利的に発展する強靭な⽣態-社会システム共⽣体を実現

    近藤 倫生(東北大学 大学院生命科学研究科 教授)

     調査研究報告書 (PDF:10.2MB)

    調査研究課題名
    強靭な生態-社会共生体を実現するためのテクノロジーに関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは「生態系の能力を最大限に引き出した強靭な生態-社会共生体」を提案します。本調査研究では、大規模生態系観測と生態系予測・ 制御・設計のモデリング技術によって実現できる新しい社会発展、生態系保全と持続的利用の促進戦略、求められる科学技術的ブレイクスルーを特定します。これによりテクノロジーによる生態-社会共生体実現に向けての具体的な道筋を明らかにすることを目指します。
    チーム名
    生態-社会システム共生体化
    チームリーダー
    近藤 倫生(東北大学 大学院生命科学研究科 教授)
    サブリーダー
    村岡 裕由(岐阜大学 流域圏科学研究センター 教授)
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  • 2050年までに、誰もが⾃律的な個⼈としての幸福を感じながらも、⼈類という集団としても調和に満ちた社会を実現

    佐久間 洋司(東京大学 大学院総合文化研究科 修士課程学生/大阪大学 グローバルイニシアティブ機構 招へい研究員)

     調査研究報告書 (PDF:4.44MB)

    調査研究課題名
    人類の分断を克服し調和を実現するための科学技術に関する調査研究
    調査研究の概要
    当チームは「人類の調和」が実現された2050年の社会像を提案します。個人や集団のレベルにおける調和を実現する技術として、思考転写、人々の幸福やダイバーシティを同時に満たす社会システム等を想定します。本調査研究では、SF作家との共創による「SF実現構想」と、その実現可能性を検証する「学識者・有識者100人ヒアリング」を実施します。チームメンバーによる検討会でそれらを取りまとめ、広く世界へ発信します。
    チーム名
    科学技術による「人類の調和」検討チーム
    チームリーダー
    佐久間 洋司(東京大学 大学院総合文化研究科 修士課程学生/大阪大学 グローバルイニシアティブ機構 招へい研究員)
    サブリーダー
    井上 昂治(京都大学 大学院情報学研究科 助教)
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  • 2050年までに、100億人・100億通りの自己実現を可能とする世界(イネーブリング・ワールド)を具現化

    武部 貴則(横浜市立大学 先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター センター長/特別教授)

     調査研究報告書 (PDF:1.75MB)

    調査研究課題名
    全人類の自己実現を追究するヒューマン・セントリックな都市の再定義に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは、ひとびとの自己実現を自然に体現できる仕組みが再構成された都市「ストリート・メディカル・シティ(SMC)」を提案します。本調査研究では、多様な業界から招聘する有識者と国民への調査を通じて人間らしい生活実現に向けた都市機能の要件を明確化し、自己実現の障壁となる病や障がいの壁、成長や衰えの壁、できることへの壁、できないことへの壁などを次々と突破する都市の在り方を提案します。
    チーム名
    イネーブリング・シティ
    チームリーダー
    武部 貴則(横浜市立大学 先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター センター長/特別教授)
    サブリーダー
    西井 正造(横浜市立大学 先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター 助教)
  • 2050年までに、全ての人がエネルギー・物質・水をパーソナルに循環させる自立型生活空間を得られる社会を実現

    長澤 兼作(横浜国立大学 先端科学高等研究院 特任教員(准教授))

     調査研究報告書 (PDF:3.79MB)

    調査研究課題名
    電解をコアテクノロジーとした集積化可能なパーソナルグリッド(PG)の実現に関する調査研究
    調査研究の概要
    当チームは2050年の社会像として、「電解技術や燃料電池を利用した小規模な水循環、炭素循環およびエネルギー循環が相互に連携した住宅用システムによるパーソナルグリッド(PG)社会」を提案します。この概念は有史以来続く都市居住の優位性という潜在的な価値観を根底から覆す可能性があります。本調査研究では報告/文献調査、関連機関訪問、ワークショップ開催により、PG実現に関する技術的、社会的調査を行います。
    チーム名
    電解パーソナルグリッドチーム
    チームリーダー
    長澤 兼作(横浜国立大学 先端科学高等研究院 特任教員(准教授))
    サブリーダー
    才田 隆広(名城大学 理工学部 准教授)
  • 2050年までに、すべての生物がデータ化された世界を構築し、あらゆる社会課題が解決されるものづくり革命を実現

    西原 禎文(広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授)

     調査研究報告書 (PDF:3.50MB)

    調査研究課題名
    宇宙に人類が進出するための「デジタル⽣物圏」構築に関する調査研究
    調査研究の概要
    当チームは、すべての生物情報がデジタル化され、データで表現できる世界「DIGITAL BIOSPHERE」が実現するという2050年の社会像を描きます。
    ゲノム編集、AI、ストレージなど、バイオ×デジタルの融合で生命現象の解明が進み、健康・医療、工業、エネルギー、農業のパラダイムシフト、さらには人類が宇宙に進出するためのイノベーションを実現する、ゲームチェンジング技術について調査研究を行います。
    チーム名
    「DIGITAL BIOSPHERE」未来共創チーム
    チームリーダー
    西原 禎文(広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授)
    サブリーダー
    奥原 啓輔(プラチナバイオ株式会社 代表取締役CEO)
  • 2050年までに、音楽感動共創による生命力と創造力に満ちた人類社会を実現

    西本 智実(指揮者・舞台演出/慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員)

     調査研究報告書 (PDF:659KB)

    調査研究課題名
    音楽感動共創による人類社会の持続と幸福の実現及び地球文化普遍性の宇宙響鳴に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年までに、月面・火星等の宇宙居住空間と地球を結ぶムーンショット音楽芸術祭を開催し、地球文化の普遍性を宇宙に響鳴させることを提案します。五感の境界、五感や身体の制約、生物種の境界、惑星間の境界を超越する感動芸術の共創で世界を牽引し、芸術文化による持続的な幸福実感社会を実現します。本調査研究では、有識者との議論、参加者が超越感動芸術を体感する機会等を通じ、2050年へのロードマップを描きます。
    チーム名
    西本MS音楽感動共創プロジェクト
    チームリーダー
    西本 智実(指揮者・舞台演出/慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員)
    サブリーダー
    藤井 進也(慶應義塾大学 環境情報学部 准教授)
  • 2050年までにエネルギーから自由になるHO・DO・HO・DOの自律分散ネットワーク社会を実現

    能村 貴宏(北海道大学 大学院工学研究院 准教授)

     調査研究報告書 (PDF:10.2MB)

    調査研究課題名
    マルチスケールなエネルギー収穫・貯蔵システムによる適度な分散社会の可能性に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは「ほどほど(HO・DO・HO・DO)の分散社会」を提案します。この分散社会では、あらゆるエネルギーが貯蔵・輸送可能となり、地域の風土に適したエネルギーシステムと住み心地の良い環境・文化が形成されます。本調査研究では、多様な分野、海外の若手研究者・学生とのワークショップ、市民参加型社会実験、外部有識者との意見交換により、研究開発テーマ、実現可能性、インパクトを明確にいたします。
    チーム名
    Moon Village ~ HO・DO・HO・DO
    チームリーダー
    能村 貴宏(北海道大学 大学院工学研究院 准教授)
    サブリーダー
    石井 一英(北海道大学 ロバスト農林水産工学国際連携教育拠点 代表・教授)
  • 2050年までに、細胞と人工素材を融合したiL-Cellにより、場所を選ばず、未病を実現できる社会を実現

    樋口 ゆり子(京都大学 大学院薬学研究科 准教授)

     調査研究報告書 (PDF:2.75MB)

    調査研究課題名
    動物細胞と植物細胞の融合、蓄電機能、センサー機能の搭載が可能な非細胞微粒子開発に関する調査研究
    調査研究の概要
    当チームは、細胞のように機能する非細胞微粒子”Intelligent Living Cell”の開発を通して、個人の遺伝子・タンパク質情報に基づき処方設計された個別化医薬を自宅で調剤、投薬し、治療効果を診断することを可能にする究極の個別化医療実現を提案します。本調査研究では、動物細胞と植物細胞の融合、細胞への外部エネルギーの備蓄と利用、センシング機能の搭載に向けた技術開発と治療応用について調査します。
    チーム名
    Intelligent Living Cell
    チームリーダー
    樋口 ゆり子(京都大学 大学院薬学研究科 准教授)
    サブリーダー
    松下 智直(京都大学 大学院理学研究科 教授)
  • 2050年までに、身体機能や脳・神経機能の拡張技術によって誰もがなりたい自分になれる社会を実現

    藤原 幸一(名古屋大学 大学院工学研究科 准教授)

     調査研究報告書 (PDF:711KB)

    調査研究課題名
    埋込サイボーグ技術の社会実装に係る技術・社会的課題および社会システムに及ぼす影響に関する調査研究
    調査研究の概要
    人と機械を融合させるサイボーグ技術の進化は、私たちの身体を強化し新たな能力を獲得できる未来をもたらします。このような社会の実現には、技術開発のみならず倫理的な課題についても社会的な議論が必要です。本研究調査では、サイボーグ技術開発に係る諸課題について、文献および有識者へのインタビュー、多様なステークホルダーとのワークショップを通じて調査し、サイボーグ技術の社会実装の可能性について議論します。
    チーム名
    埋込サイボーグ技術社会実装検討チーム
    チームリーダー
    藤原 幸一(名古屋大学 大学院工学研究科 准教授)
    サブリーダー
    藤田 卓仙(慶應義塾大学 医学部 特任講師)
  • 2050年までに、台風の「脅威」を「恵み」に変換し資源活用することで安心かつ安定した持続可能な社会を実現

    筆保 弘徳(横浜国立大学 教育学部 教授)

     調査研究報告書 (PDF:2.80MB)

    調査研究課題名
    ムーンショット目標検討に向けた台風制御と台風発電についての研究開発と社会実装に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは、「台風の勢力制御と台風発電により、台風が人類にとっての“脅威”から、エネルギーをもたらす“恵み”へと変貌した、安心・安全で持続可能な社会」を提案します。本調査研究では、「台風の人工制御法の開発」と「台風エネルギーの利用による発電が可能な帆船の開発」について、学術界及び産業界の幅広い分野の協働により、ワークショップなどを通じて検討を行います。
    チーム名
    タイフーンショット
    チームリーダー
    筆保 弘徳(横浜国立大学 教育学部 教授)
    サブリーダー
    鹿渡 俊介(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 マネジャー)
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  • 2050年までに、気象を制御し、豪雨や台風などの気象災害の恐怖から解放された社会を実現

    三好 建正(理化学研究所 計算科学研究センター チームリーダー)

     調査研究報告書 (PDF:1.49MB)

    調査研究課題名
    気象制御可能性に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは「気象を制御し、豪雨や台風などの気象災害の恐怖から解放された社会」を提案します。コロナ禍で避難所の感染リスクが新たな問題となっています。近年頻発する気象災害に対し、受け身の予測を超え、先手を打つ介入制御ができれば解決策が生まれます。本調査研究では、気象制御の科学理論、介入操作技術、経済合理性や宗教倫理面について検討し、気象制御を実現可能とする道筋について調査します。
    チーム名
    気象制御可能性検討チーム
    チームリーダー
    三好 建正(理化学研究所 計算科学研究センター チームリーダー)
    サブリーダー
    澤田 洋平(東京大学 大学院工学系研究科 准教授)
  • 2050年までに、望めば誰もが、将来に夢と希望を持って、子供を産み育てられる社会を実現

    吉田 慎哉(東北大学 大学院工学研究科 特任准教授)

     調査研究報告書 (PDF:3.86MB)

    調査研究課題名
    「望めば誰でも安心して子供を産み育てられる社会」の実現に向けた具体的目標課題に関する調査研究
    調査研究の概要
    2050年の社会像として、当チームは「望めば誰もが、将来に夢と希望を持って、子供を産み育てられる社会」を提案します。科学技術によって、妊活・出産・育児における様々な制約や負担から解放され、誰もが自分らしい人生を謳歌することと、次の世代に未来を託すことを両立できる社会です。本邦を含む先進国の著しい少子化の課題を調査し、その解決法候補や、倫理面を含めた妥当性を明らかにしていき、目標課題を決定します。
    チーム名
    子孫繁栄社会構築チーム
    チームリーダー
    吉田 慎哉(東北大学 大学院工学研究科 特任准教授)
    サブリーダー
    林 宣伶(Knots associates株式会社 Engagement Booster)