プロジェクト紹介

目標9 研究開発プロジェクト楽観と悲観をめぐるセロトニン機序解明
プロジェクトマネージャー(PM)宮崎 勝彦沖縄科学技術大学院大学 神経計算ユニット シニアスタッフサイエンティスト
概要
神経修飾物質の一つであるセロトニンは将来報酬のための辛抱強さを調節する役割があることが分かっています。私たちはセロトニンが目標達成に向けた「楽観・悲観」を調節する働きをしていると考え、本研究では同じ辛抱行動であってもその目的が「喜び」なのか、反対に「苦しみの回避」なのかによってセロトニン神経ネットワークにどのような違いが生じるか、行動課題中マウスの神経活動記録・操作から詳細に調べます。辛抱強さの糧となる楽観、諦めにつながる悲観、これらが生まれる神経メカニズムを明らかにすることで、誰もがみな、自分自身で「人生の困難を乗り越える力」と「こころの活力」を高められる社会の実現を目指します。
終了時(2024)年のマイルストーン
楽観(将来に対する確信)・悲観(将来に対する諦め)と因果関係のある脳内セロトニンサブシステムを明らかにする
プロジェクト紹介
研究開発テーマ構成

課題推進者リスト
宮崎 勝彦 | 沖縄科学技術大学院大学 神経計算ユニット シニアスタッフサイエンティスト |
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宮崎 佳代子 | 沖縄科学技術大学院大学 神経計算ユニット シニアスタッフサイエンティスト |
代表機関
沖縄科学技術大学院大学
研究開発機関
沖縄科学技術大学院大学