プロジェクト紹介

目標3 研究開発プロジェクト人と融和して知の創造・越境をするAI ロボット
プロジェクトマネージャー(PM)牛久 祥孝オムロンサイニックエックス株式会社 プリンシパルインベスティゲーター
概要
イノベーションにおいて、持続的な性能向上には演繹的思考が、パラダイムの破壊には帰納的思考と創発による知の創造や、分野を回遊する知の越境が必要です。本研究では2030年までに、研究者の思考を論文から理解するAIを構築した後、人と対話しながら主張→実験→解析→記述のループを回して研究できるAIロボットを実現します。2050年には研究者とAIが融和し、ノーベル賞級の研究成果を生み出す世界を目指します。
2030年までのマイルストーン
各分野の研究者の指示に基づいてAIロボットがイノベーションを起こし、その成果としてまとめた論文がアクセプトされる。
2025年までのマイルストーン
AIロボットが、自身で研究を再現・説明できるくらいのレベルで研究者の行う研究を理解できる。

研究開発の概要
研究開発テーマ構成
Feasibility Study期間においては、文献情報や研究者とのインタラクションを通じて、人間の研究を理解するAIの端緒となる研究を遂行します。目標3の原田PMと連携して、AIロボット駆動科学の発展を進めます。将来的には、より多様なディシプリンの実験科学を扱うことで、ボトルネックの発生や停滞を避けつつ研究AIロボットの成果をマルチディシプリンに同時展開できる構成を考えています。

課題推進者リスト
進藤 裕之 | 奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター 特任准教授 |
---|---|
松原 誠二郎 | 京都大学 大学院工学研究科 教授 |
藤吉 弘亘 | 中部大学 工学部 教授 |
牛久 祥孝 | オムロンサイニックエックス株式会社 リサーチアドミニストレイティブディビジョン プリンシパルインベスティゲーター |
馬場 雪乃 | 東京大学 大学院総合文化研究科 准教授 |
吉野 幸一郎 | 理化学研究所 情報統合本部 チームリーダー |
進藤 裕之 | 奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター 特任准教授 |
---|---|
松原 誠二郎 | 京都大学 大学院工学研究科 教授 |
藤吉 弘亘 | 中部大学 工学部 教授 |
牛久 祥孝 | オムロンサイニックエックス株式会社 リサーチアドミニストレイティブディビジョン プリンシパルインベスティゲーター |
馬場 雪乃 | 東京大学 大学院総合文化研究科 准教授 |
吉野 幸一郎 | 理化学研究所 情報統合本部 チームリーダー |
代表機関
オムロンサイニックエックス株式会社
研究開発機関
オムロンサイニックエックス株式会社、奈良先端科学技術大学院大学、京都大学、中部大学、東京大学、理化学研究所
PDFダウンロード
- 実施状況報告書 2022年度版(1.18MB)