本研究領域は、光の本質の理解、光に関わる新しい現象・物性の解明、光の制御や光による物質の制御に関する新しい概念・手法の探求などに関して研究を進めるもので、将来もたらされると期待される新パラダイムを見据え、個人の独創的な発想に基づいたこれまでにない研究を対象としています。
具体的には、赤外、可視、紫外のみならず広範な領域を対象とした、光の発生・伝搬・検知の手法・技術に関する研究、それらに対応する素子等の研究、光と物質の局所的相互作用に関する研究、光による原子・分子の制御手法の研究、光の波長・振動数、位相、エネルギー密度計測手法などの光の本質の理解に関する研究、などがあげられます。これらの研究によって、新たな原理の発見、方法論の創出が成され、革新的な技術展開の契機となることを期待するものです。
2005年10月に第1期研究者10人の精鋭を集めて発足し、2006年10月に第2期研究者6名、2007年10月に第3期研究者8名の精鋭を加えました。
領域研究事務所を仙台市 東北大学電気通信研究所内に構えて活動を行っております。 |