グランドチャレンジ2025検討に向けた情報提供募集について

グランドチャレンジ2025検討に向けた情報提供募集について

本募集は終了しました。たくさんの情報提供、誠にありがとうございました。
皆様の情報提供等を踏まえて、グランドチャレンジ2025を検討して参ります。

1. グランドチャレンジ2025検討プロセス


 CRONOSは、情報通信科学の常識を変えるビジョンがあり社会問題への大きなインパクトをもたらす挑戦的な目標(グランドチャレンジ)を設定し、その実現に向けた新たな発想での研究開発を募集し、研究開発を推進します。
 2025年度の募集対象となるグランドチャレンジの方向性については、プログラムオフィサー(PO)を中心に、研究者コミュニティからの情報提供等も踏まえつつ、検討を行います。

(参考)2024年度募集対象のグランドチャレンジ

 米国NSFでは、公募テーマ検討の際にDear Colleague Lettersという形でプログラムディレクターの考え方をHPで提示し、研究者からの意見等を受け付け、それらも踏まえてテーマ設定するような仕組みがあります。このプロセスも参考に、CRONOSにおける2025年度募集対象のグランドチャレンジ検討においては、研究者コミュニティからの情報提供や対話等を通じて方向性を定めていきます。予定している検討プロセスは以下のとおりです。

① 各PO検討方針を作成 10月上旬
② 研究者コミュニティからの情報提供募集
 ・アンケートシステムによる情報提供
 ・インタラクティブセッション(グローバルな技術動向の紹介および研究者との対話)
アンケート:10月21日(月)~12月5日(木)17:00
インタラクティブセッション:11月16日(土)20:00~22:00
③ 有識者によるワークショップ
 ※招待講演者によるワークショップを予定
 ※➁で情報提供をいただいた方の中から参加をお願いする場合があります。
12月下旬
④ グランドチャレンジ2025の策定 2025年1月~2月

 これらを踏まえ、2025年3月上旬頃より研究開発提案の募集開始を予定しています。
  ※今後の予定は、政府予算の状況等により変更の可能性があります。
  ※今後の予定が変更になった場合は、本HPで情報を更新します。

2. 情報提供募集内容

 本募集は、研究者の方々にご意見を頂くことで、社会全体に利益をもたらす重要な問題に対して、集中的かつ協調的に取り組むための基礎となるグランドチャレンジの方向性を築くために行うものです。多様な分野の専門家からの積極的な情報提供をお待ちしています。

 各POによる検討方針を参照の上、以下のような項目について情報を提供してください。
 中尾PO方針(PDF:174KB)
 川原PO方針(PDF:162KB)


 • 新しい領域におけるコミュニティ作りの好例
  データセットの構築やコンペの開催、ワークショップや、チュートリアル、ソースコード
  や設計情報の共有など新しい領域を設定してコミュニティで解決していくための良い
  前例をご紹介ください。

 •国内外において考慮すべき注目動向
  国内外におけるICT分野の技術トレンドや社会的な動向、特に情報通信技術が周辺
  の他分野との連携で新たな価値を創出するために注目すべき情報を提供
  してください。

 •従来の枠を超えた挑戦的な視点
  上記動向を踏まえた新たなチャレンジを設定するにあたり、単に既存技術の延長で
  はなく、根本的なパラダイムシフトを目指す挑戦的な視点や、新しい技術分野・アプロ
  ーチを模索するために必要な視点を共有してください。

 •日本の立ち位置と必要な取り組み
  日本の現在の技術的な立ち位置や、今後必要となる取り組み、他国に対する優位性
  や課題をどのように克服すべきかについての見解を提供してください。


 (補足事項)

・提供された情報は、2025年度募集におけるグランドチャレンジの方向性の検討に活用します。その過程において提供情報の内容は、POをはじめ、領域アドバイザーなど本検討において守秘義務を有する外部有識者とも共有させていただきます。

・情報提供募集全体の概要をまとめたものを、提供者名などの個人情報を特定されない形で、HP等で公開する場合があります。

・提供情報の活用等に関する個別のフィードバックや問い合わせには応じかねますので、予めご了承ください。


 受付期間:2024年10月21日(月)~ 12月5日(木)17:00
 

3. インタラクティブセッション

インタラクティブセッションは終了いたしました。たくさんのご参加、誠にありがとうございました。

 目的:グローバルな技術動向の紹介とともに、グランドチャレンジの方向性について研究者の方々との対話を図ります。  日時:2024年11月16日(土)20:00~22:00
    エントリー締切11月14日(木)17:00
 形式:zoomウェビナー
 登壇者:
 モデレーター:中尾 彰宏PO(東京大学 教授)
 ゲストスピーカー:
  ・Serge Fdida (Professor, Sorbone Université, Paris France Coordinator ESFRI SLICES RI/Former Vice-President for international development, Sorbonne Universite)   ・Jim Kurose (Distinguished University Professor, College of Information and Computer Sciences/University of Massachusetts Amherst)   ・Abhimanyu Gosain (Senior Director, Institute for Wireless Internet of Things, College of Engineering, Northeastern University/Director of PAWR program (Platform for Advanced Wireless Research))  内容:ゲストスピーカーによる話題提供(英語)、スピーカー退室後、モデレーターおよび聴講者との意見交換(日本語)

 
講演者
(動画再生時間)
配付資料 動画
Serge Fdida
(01:35~10:40)
(PDF:1.2MB)
Jim Kurose
(10:40~23:40)
(PDF:634KB)
Abhimanyu Gosain
(23:40~37:37)
(PDF:5.7MB)

CRONOS 2024年度の募集概要(モデレーターおよび聴講者との意見交換参考資料)(PDF:1.1MB)

4. お問い合わせ先

お問い合わせは電子メールでお願いします。
国立研究開発法人科学技術振興機構
未来創造研究開発推進部 CRONOS推進グループ
E-mail: cronos [at] jst.go.jp ※[at]を"@"に置き換えてください。