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戦略目標
高信頼・高安全を保証する大規模集積システムの基盤技術の構築  (148kb)
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研究領域 研究総括
ディペンダブルVLSIシステムの基盤技術 浅井 彰二郎
((株)リガク 取締役副社長)
 本研究領域は、VLSIシステムの高信頼・高安全性を保証するための基盤技術の研究開発を対象とします。人類の諸活動が情報システムに依存する度合いは 増す一方であり、その信頼性・安全性の確保はきわめて重要な社会的課題です。そのエンジンであるVLSIも、それ自身が膨大な数の回路素子を含む巨大シス テムであり、その信頼性・安全性は情報システムの信頼性・安全性のコアとなるものです。VLSIシステムを、信頼性・安全性に配慮しつつさらに大規模化す るため、横たわる多くの課題を解決することが本研究領域の目的です。
 具体的には次のような研究課題が含まれます。まず素子寸法の極限的な微細化にともなう物理的な揺らぎ、一過性雑音事象、使用にともなう劣化などが問題で す。こうした不安定要因は、直接誤動作の原因となるのみならず、VLSIの大規模化にとっての阻害要因であり、その影響を緩和する素子レベル、回路レベル、システムレベルの新技術の研究開発が必要です。一方、微細化による大規模化が限界に近づいているため、多数のチップを3次元的に実装することによる大 規模化と、それにともなう信頼性・安心性の確保も大きな課題であり、研究開発が必要です。規模の拡大と複雑化にともなう設計上のミスを排除し、設計・検証・製造・検査を容易化する設計の方法も研究開発課題です。信頼性・安全性へのVLSIシステム内外からの脅威を動作中に検出し、封じ込め、緩和するアーキテクチャー、回路の研究開発も必要となります。VLSIシステムへの要求事項は、用いられる情報システムの特性から決まりますが、新しく信頼性・安全性 の仕様規定、評価尺度を作り上げて行くことも本研究領域の研究開発課題です。
(所属・役職は、平成24年3月時点のものです。)
 
小野寺 秀俊 (京都大学大学院情報学研究科 教授)
「ロバストファブリックを用いたディペンダブルVLSIプラットフォーム」  (1,084kb)

坂井 修一 (東京大学大学院情報理工学系研究科 教授)
「アーキテクチャと形式的検証の協調による超ディペンダブルVLSI」  (872kb)

坪内 和夫 (東北大学電気通信研究所 名誉教授)
「ディペンダブルワイヤレスシステム・デバイスの開発」  (1,487kb)

安浦 寛人 (九州大学大学院システム情報科学研究院 教授)
「統合的高信頼化設計のためのモデル化と検出・訂正・回復技術」  (484kb)

梶原 誠司 (九州工業大学大学院情報工学研究院 教授)
「フィールド高信頼化のための回路・システム機構」  (616kb)

吉本 雅彦 (神戸大学大学院システム情報学研究科 教授)
「超高信頼性VLSIシステムのためのディペンダブルメモリ技術」  (4,897kb)

米田 友洋 (国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系 教授)
「ディペンダブルネットワークオンチッププラットフォームの構築」  (672kb)

小柳 光正 (東北大学未来科学技術共同研究センター 教授)
「自己修復機能を有する3次元VLSIシステムの創製」  (580kb)

竹内 健 (東京大学大学院工学系研究科 准教授)
「ディペンダブル ワイヤレス ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)」  (2,386kb)

藤野 毅 (立命館大学理工学部 教授)
「耐タンパディペンダブルVLSIシステムの開発・評価」  (1,728kb)

山ア 信行 (慶応技術大学大学院理工学研究科 准教授)
「組込みリアルタイムシステム用ディペンダブルSoC及びSiPに関する基盤技術の研究」  (296kb)

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