近接場結合集積技術による革新的情報処理システムの実現と応用展開

研究開発課題の概要

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(約1分30秒)

研究代表者

黒田 忠広

黒田 忠広

(慶應義塾大学 理工学部 教授)

1982年(昭57) 東京大学工学部電気工学科卒業。工学博士。同年(株)東芝入社。1988年~90年カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員。2000年に慶應義塾大学に移り、2002年より教授。2007年(平19) カリフォルニア大学バークレイ校MacKay Professor。ISSCCで37件の論文、VLSIシンポジウムで26件、CICCで19件、A-SSCCで16件の論文を発表。22件の著書を著し、150件以上の特許を取得。IEEE SSCS監理委員会メンバー、IEEE上級講師、IEEE/SSCS Region10代表を歴任。IEEEフェロー。電子情報通信学会フェロー。VLSIシンポジウムおよびA-SSCC委員長。

研究室ホームページhttp://www.kuroda.elec.keio.ac.jp/accel_kuroda/

プログラムマネージャー

河村 誠一郎

河村 誠一郎

(科学技術振興機構 ACCELプログラムマネージャー)

1978年富士通入社以来、3次元SOIデバイス、CMOSプロセスインテグレーションなどの研究開発に従事。1995年よりデバイス開発部長として、0.35µm,0.25µm,0.18µm,0.13µmまで4世代のCMOS技術開発を担当。2001年 産業技術総合研究所 次世代半導体研究センター 副センター長就任。2001-2006年 (経済産業省・NEDO)半導体MIRAIプロジェクト プロジェクトサブリーダとして、産学官連携の研究開発マネジメントに携わる。2006年 半導体先端テクノロジーズ(Selete)取締役 技術戦略室長。2008年からJST勤務、戦略研究推進部でCREST、研究開発戦略センターで戦略プロポーザル作成などに従事。2015年8月よりACCEL黒田プロジェクトのプログラムマネージャー(PM)を兼務。1974年東京大学工学部物理工学科卒業。1978年米国プリンストン大学大学院修了。2006年 東北大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。
博士(工学)。

研究開発概要

CRESTでは、磁界結合を用いたチップ間無線通信技術である「ThruChip Interface(TCI)」と、電磁界結合を用いた非接触コネクタ技術である「Transmission Line Coupler(TLC)」を独自に開発し、従来技術では果たせなかったデータ転送の1/1000低電力化とモジュール間無線実装に成功しました。
ACCELでは、TCIを用いてシステムLSIとメモリLSIを3次元に積層し、TLCを用いてストレージやセンサーの周辺モジュールを無線接続することで、省電力で高性能なデータ処理を実現する革新的な情報処理集積システムの研究開発とその応用展開を目指します。

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<目指すビジョンの図> 

プログラム

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