ブラジル(SICP)

1. 協力分野

「バイオマス・バイオテクノロジー」

平成17年5月に、ブラジル連邦共和国ルーラ大統領が来日し、小泉純一郎首相(当時)と会談が行われました。この時、科学技術の分野において日伯間で協力と交流を一層進めうることで一致しました。これを受けて、戦略的国際科学技術協力推進事業において、どの分野で協力を行うかをCNPq、MEXT、JST間で相談した結果、平成21年5月の科学技術合同委員会の場で、「バイオマス・バイオテクノロジー」分野での事業実施の合意に至りました。JSTとCNPqは平成21年10月に協力にかかる覚書を締結いたしました。

2. ブラジル側ファンディングエージェンシー

ブラジル科学技術開発審議会(CNPq:Conselho Nacional de Pesquisas)

3. 関連する研究集会等

関連する研究集会等
年月場所研究集会名
平成22年3月
(2010年)
リオデジャネイロ 第1回「バイオマス・バイオテクノロジー」ワークショップ

4. 公募情報

公募情報
年月研究領域プレスリリース
平成25年5月
(2013年)
「ナノバイオテクノロジー」 詳細
平成22年12月
(2010年)
「バイオマス・バイオテクノロジー」 詳細

5. 終了プロジェクト

ナノバイオテクノロジー

支援期間:平成25年度~平成28年度(2013年度~2016年度)
※以下3プロジェクトは平成27年度(2015年度 )より日本医療研究開発機構(AMED)へ移管されました。

ナノバイオテクノロジー
プロジェクト名日本側研究代表者 ブラジル側研究者代表者
骨融合インプラントのチタン材料表面の生体機能化 東京医科歯科大学 生体材料工学研究所
教授 塙 隆夫
サンパウロ州立 パウリスタ大学 科学科バウル校
教授 ルイス・ロカ
アマゾンフルーツのナノサプリ開発:老化と健康に及ぼす栄養ゲノミクスおよび栄養遺伝学的影響 首都大学東京 大学院理工学研究科
教授 相垣 敏郎
サンタマリア連邦大学 健康科学センター
教授 イヴァナ・クルツ
肥満・糖尿病モデル動物におけるプロポリス由来機能性化合物の有効性検証 中部大学 応用生物学部 応用生物化学科
教授 禹 済泰
サンパウロ大学、サンパウロ州立パウリスタ大学 薬学科
教授 バストス・ジャイロ・ケヌップ

バイオマス・バイオテクノロジー

支援期間:平成23年度~平成26年度(2011年度~2014年度)

バイオマス・バイオテクノロジー
プロジェクト名日本側研究代表者 ブラジル側研究者代表者
バイオエネルギー生産に向けた海洋微生物ファクトリーの創成 北海道大学大学院水産科学研究院
教授 澤辺 智雄
リオデジャネイロ連邦大学生物学部
教授 ファビアーノ・トンプソン
バイオチャー利用、安定性、安全性とその適応に関する日伯共同研究 九州大学大学院農学研究院
教授 凌 祥之
ブラジル科学院農学研究院土壌研究所
主任研究員 エテルビノ・ノボトニー