課題名 | 日本側 研究代表者 | 所属・役職 | 課題概要 | |
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米国側 研究代表者 | ||||
1 | 日米の超高齢社会支援にIoT技術を適用する際のデジタルギャップの解消と、異文化の壁を超え国際的普及に資する為の研究 |
岡村 耕二 |
九州大学・サイバーセキュリティセンター |
本研究では、高齢者が抱える「新しいICT技術の敬遠」と「習得の困難さ」の状況(デジタルギャップ)を学際的に把握する為、社会科学系、工学系の研究者とコミュニティーリーダーが共に議論できるワークショップを日米で開催する。そこで得られた知見を基に、研究者チームが解決すべき課題の整理を行い、その具体的研究開発計画を策定すること目指す。 |
アニュパム ジョシ |
メリーランド大学 バルティモアカウ校 コンピューターサイエンス |
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2 | 緊急対応と災害管理向けのマルチモーダルデータの統合解析 |
柴崎 亮介 |
東京大学・空間情報科学研究センター |
本研究は、両国チームのコラボレーションによって、様々なマルチモーダルの自然災害データと都市のビッグデータを処理・分析し、新世代の人工知能技術に基づき、新型のデータ融合技術を開発し、市民の適切な避難経路などの適切な情報提供技術開発を目指す。 |
チン シュチン |
フロリダ国際大学・情報科学研究科 |
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3 | 都市部における室内外の暑熱環境が心身に及ぼす影響の解明 |
向川 康博 |
奈良先端科学技術大学院大学・先端科学技術研究科 |
本研究の目的は、近年の都市部における暑熱環境の悪化に伴うる室内外の暑熱環境が心身に及ぼす影響の解明を目的とする。具体的には、(1)コンピュテーショナルイメージング技術に基づくセンシングデバイスを用い、暑熱環境化における心身のストレスの定量的な指標を明らかにし、さらに(2)人々の心身の振る舞いをモデル化する。 |
スレン ジャヤスリヤ |
アリゾナ州立大学・芸術メディア工学部 電気計算エネルギー工学部 |
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4 | 高齢化社会におけるグリーンスローモビリティ |
森川 高行 |
名古屋大学・未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 |
本研究は、地域限定自動運転車両やボランティア輸送などによる高齢者の移動支援サービスについて、先行的に実証実験を進めている日米の研究グループが連携して積極的な情報共有を行うことで、両国のシステム効率化と早期の社会実装を目指す。 |
ペレス ミゲル |
バージニア工科大学・交通研究所 |
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5 | 大規模災害時の即時対応と地域生存のための社会的統合型の技術開発 |
山本 俊行 |
名古屋大学・未来材料・システム研究所 |
本研究はシアトルと名古屋を対象として、フォーカスグループおよびアンケート調査を実施し、大規模災害時の即時対応と地域生存能力の向上のために重要な要因を明らかにする。そのうえで、社会的・文化的要素を考慮した技術的解決策について検討することで、より適切な技術的解決策を明らかにする。 |
シンシア チェン |
ワシントン大学・環境土木工学科 |
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6 | 高齢者連結スマートコミュニティのためのプライバシー保護強化型データ指向健康モニタリング |
吉川 正俊 |
京都大学大学院・情報学研究科 |
本研究は研究者とステークホルダーを含む学際的なチームを構築し、高齢者向けの健康モニタリングシステムの開発と展開における独自の課題を理解することを目的としている。日米両国の学際的なチームを結集して、両国のプライバシー保護における文化およびデータ共有ポリシーを理解し、組織間および国を越えたデータ共有も可能にする技術やシステムの開発を目指す。 |
ション リ |
エモリー大学・コンピュターサイエンス専攻 |