X線とレーザーの特徴を併せ持つ「X線自由電子レーザー」(XFEL)は、材料を原子レベルで解析できる“夢の光”。しかし、km級の大型加速器が必要で、それを実現した最新実験施設(SACLA)は現在、国内に1台のみ。誰もが簡単に使えるものではない。そこで本プログラムでは、レーザー・プラズマ・加速器の技術を融合したレーザープラズマ加速により、XFEL装置を超小型化する。これによりXFEL装置がいつでもどこでも使えるようになれば、産業や医療現場など幅広い分野で利活用が広がり、安全・安心で長寿を全うできる社会が実現できる。

佐野 雄二PMの実施体制の詳細は公式HPをご覧ください。