総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が主導するImPACTプログラム「ユビキタス・パワーレーザーによる安全・安心・長寿社会の実現」では、レーザー電子加速によりX線自由電子レーザー(XFEL)を超小型化する技術の開発や、大型の高出力パルスレーザーを手のひらサイズにまで超小型化して新しい応用に供することにより、新技術・新産業の創出を目指した開発を進めて参りました。
レーザー電子加速におきましては、理化学研究所 放射光科学研究センター内に実験プラットフォームを構築しました。そこでは電子ビームの発生や加速部分をモジュール化し、電子の高エネルギー化を容易に達成することができる世界初の安定な多段加速の開発に取り組んで参りました。また、電子ビームを極短周期の超小型アンジュレーターに入射させることで、放射光の発生を確認しました。超小型パワーレーザーにおきましては、新技術をメーカー3社に移転し製品化を推進した結果、皆様のお手元へ製品を順次お届けできる予定となりました。また、ImPACT終了後も開発したレーザーを気軽にお使いいただけるよう、公的機関である浜松工業技術支援センターにレーザー試用プラットフォームを開設しました。
本シンポジウムでは、5年間の開発成果を実感いただけるよう、講演に留まらず可能な限り展示・デモを行います。レーザー電子加速やレーザーの超小型化とその応用は今後ますます発展していく分野です。皆様からのご意見を頂戴して開発成果の発展を図り、海外を凌駕するレーザー技術と応用展開につなげて参ります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
ImPACT プログラム・マネージャー 佐野雄二
日 時 | 2019年2月18日(月)10:00~18:30(受付・開場 : 9:30~) 意見交換会(+パネル展示): 18:30~20:00 |
場 所 | 大崎ブライトコアホール 3F アクセス: http://osaki-hall.jp/access/ |
会 費 | 無料(意見交換会は別途参加費4,000~5,000円を予定) |
締 切 | 2019年2月15日(金) 正午 |
定 員 | 約300名(定員になり次第、締め切らせていただきます) |
主 催 | 内閣府、国立研究開発法人科学技術振興機構 |
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