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ハエトリソウとシロイヌナズナの無料工作教材
植物は「感じて」いる!?
ハエトリソウとシロイヌナズナの工作教材を公開しました

今回は、2つの工作教材をご紹介します(写真は組み立て例)
本教材は、サイエンスイラストレーター上岡駿宏さんと共同で制作しました。サイエンスイラストレーターとは、イラストを通じて、研究の成果や内容を社会に届ける絵を描く作家さんのことです。
ハエトリソウってなんで葉が閉じるの?
虫が葉に触れると「パクッ!」と閉じることで有名なハエトリソウ。
でも実は、1回触っただけでは閉じません。30秒以内に2回、感覚毛という細い毛に触れたときだけ閉じる仕組みになっています。
このふしぎな現象を研究しているのが、私たちのプロジェクトに所属する研究者、須田啓(すだひらく)先生です。
須田先生は、葉が閉じる動きにカルシウムイオンが関係していることを世界で初めて明らかにしました。
▶プレスリリース|食虫植物ハエトリソウの記憶の仕組みを解明(基礎生物学研究所)

実際のハエトリソウの様子。感覚毛に注目!

イラスト:上岡駿宏
ダウンロードはこちらから
ハエトリソウ工作教材(PDF:890KB)
作り方動画(近日公開予定)
現在準備中です。公開され次第、こちらに動画を掲載します。
シロイヌナズナってどんな植物?
シロイヌナズナは、アブラナ科の小さな植物。
世界中の研究者にとっては、植物の成長や遺伝のしくみを調べるモデル植物としてとても大切な存在です。
この教材では、芽が出て、茎が伸びて、花が咲くまでの成長の様子を絵本のようにめくって観察できます。

研究にも使われている実際のシロイヌナズナ。

イラスト:上岡駿宏
ダウンロードはこちらから
シロイヌナズナ工作教材(PDF:900KB)
作り方動画(近日公開予定)
現在準備中です。公開され次第、こちらに動画を掲載します。
3. ご家庭や学校でのご利用について
これらの教材は、A4プリントと身近な道具(はさみ)だけで完成します。A4サイズの普通紙に印刷してください。
ご家庭だけでなく、学校や科学イベントでのご使用も歓迎しています。
実際に使ってみた様子や感想なども、ぜひお寄せください。
自由研究や科学の授業、家庭学習にもぜひご活用ください。
(文責: 網蔵優子)