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グローバルサイエンスキャンパスとは

企画紹介

● 令和2年度採択機関
 
千葉大学 金沢大学
● 令和3年度採択機関
 
名古屋大学 神戸大学
● 令和4年度採択機関
 
慶應義塾大学 静岡大学 島根大学 琉球大学
令和2年度採択機関

【実施機関】(2件)
支援金額(上限):2,500万円 支援対象期間:最大4年度間

機関名 企画名 / 概要
千葉大学 Society 5.0を創出する未来リーディング人財養成
~科学技術の高度な基礎力とSociety 5.0において世界を作り上げる能力を併せ持った課題解決型科学技術人財の養成~
(PDF:129KB)
千葉大学においてこれまで20年以上にわたり実施してきた飛び入学の実績、大学独自で行う科学技術分野に係る全国的な課題研究コンクールの実績、高校生に対する科学技術分野に係る大学レベルの教育、特に優秀な学生に対する国際研究発表会などの高大接続に係る実績を活用しつつ、データサイエンスおよびデザイン思考を涵養する教育を実施することにより、合意点(正解の無い答え)を生み出していく力を持ったグローバル人財としての力を養成し、Society 5.0を創出する未来リーディング人財として、予測不可能な未来を切り拓くことのできる課題解決型科学技術人財を養成する。
金沢大学 人類の未来をつくる独創的研究者の育成(PDF:603KB)
本プログラムでは、「特定の分野に飛び抜けた興味や共感を持つ人材」を対象に、受講生自身の研究を土台として最長3年間の研究活動を提供し、「真理の追究と人類の課題解決に駆られ、常に自分が取り組むべき問題を意識しているのみならず、その問題を従来にない分野融合的なアプローチで解決しようとする強い意思、ずば抜けた発想、そしてその発想の可能性に最後までこだわり抜く力を持った人材」として育成する。
受講生自身のテーマを柱に、思考能力や実験スキル、そしてプレゼンテーション能力など、研究者として必要な基盤的な能力を受講生同士が切磋琢磨する環境で育み、将来の人類社会のみならず生き物すべてに貢献し得る人材の輩出を目指す。
令和3年度採択機関

【実施機関】(2件)
支援金額(上限):3,000万円 支援対象機関:最大4年度間

機関名 企画名 / 概要
名古屋大学 名大 MIRAI GSC:未来の博士人材育成プログラム(PDF:1.31MB)
近年、博士号取得者が減少し、わが国の科学技術の将来が大変危惧されている。ここでは深い専門性に加えて、俯瞰力と問題解決能力をもって、広く国際社会で活躍できる博士人材の育成が重要で、高校-大学-大学院-社会と続く人材育成プロセスにおいても、これに向けた取り組みが必要である。
本企画は、第1期において確立した、「講義」「先端研究」「英語での研究発表」からなる3ステージにおいて段階的に選抜・評価を行うシステムを基盤としながら、未来の日本を背負う博士人材育成につながる内容を充実させた。すなわち、リベラルアーツ教育によって科学の使命や位置付けへの理解を深める一方、新たにアントレプレナーシップ教育を導入して起業家精神を育成する。また、メインである第2ステージの先端研究では、本学の大学1年生対象の実験を体験した後に専門研究室に配属することにより、背伸びすることなく先端研究に参加できるように配慮するほか、第3ステージでは米国ノースカロライナに拠点を置く本学NU Techを活用し、現地の大学や企業訪問とともに、米国のトップ高校生と交流・切磋琢磨する機会を与える。併せて、ポストコロナに資するEd Tech(エデュケーションテクノロジー)を活用した効果的な指導方法を整備する。
神戸大学 “越える”力を育む国際的科学技術人材育成プログラム(PDF:289KB)
理工系部門を擁する地域の中核大学と国際的研究機関などが連携し、探求的活動への強い意欲と高い資質を備えた高校生などを発掘し、将来国際的に活躍する科学者・技術者を目指してその能力を飛躍的に高める。特に、研究活動で出合う障害や困難を“越える”力を育むことを重視する。基礎ステージでは、科学の諸領域の先端研究に触れつつその基礎にある考え方を学ぶことで、自らが課題を発見し、科学の知の体系の中での位置付けを意識しながら研究のデザインに取り組むとともに、国際コミュニケーション力を高める。実践ステージでは、基礎ステージ生の中から選抜された受講生が、大学の研究室などで指導・助言を受けながら研究を行い、学会や学術誌などの場での成果発表を目指す。
● 共同機関 : 兵庫県立大学、 関西学院大学、 甲南大学
令和4年度採択機関

【実施機関】(4件)
支援金額(上限):3,000万円 支援対象期間:最大4年度間

機関名 企画名 / 概要
慶應義塾大学 医学・医療への一歩 努力は天命さえも変える(PDF:266KB)
新型コロナウイルスの世界的パンデミックにより、医学・医療領域では公衆衛生、ビッグデータ活用、国際協調などを含めた新たな学際的領域の重要性が認識されている。本企画では、医学・医療分野で世界を指導・牽引できる研究者・技術者・文筆家の育成を目的とする。本企画では、全国から有為な高校生50名を1次選抜し、国内外の著名な研究者等が医学・医療の講義、研究基礎技術実習、論文読解などの実務指導を実施し、さらに15名を2次選抜する。2次選抜者については、個人研究の遂行による国際学会発表・論文発表、各種オリンピック受賞、およびサイエンスライターとしての記事発表を目標に活動する。
加えて、2次選抜者については米国、スウェーデン、イスラエルの著名大学での研修を実施する。
静岡大学 つなげる力で世界に羽ばたけ 未来の科学者養成スクール 未来創成型(PDF:307KB)
豊かな国際性を持ち、さまざまな分野の知識を結びつけて考える着想力や他者と協働して遂行する力を発揮して現代社会の課題を解決し、新しい文化的価値の創造、および未来社会の創成に挑戦する人材を育成する。そのため、意欲と能力の高い多様な高校生を、静岡県を含む近隣3県から発掘する4つの応募枠を設ける。3つのコース(基礎力養成コース:分野横断的発想や科学者の素養・知識・討論力を身に付ける、研究力養成コース:探究活動で課題解決の視点や研究遂行力を身に付ける、研究力発展コース:国内外の学術会議などで研究成果発表に挑戦する力を身に付ける)による最長2年間の段階的な教育を行い、さらに修了後の研究・挑戦も支援をすることで世界に羽ばたく未来の科学者を輩出する。
島根大学 人類の課題を解決する科学技術人材育成プログラム ―島根で学びブレイクスルーを起こせ!―(PDF:238KB)
地域に根差した県内唯一の国立大学である島根大学は、高大接続事業に力を入れ、学内のリソースを惜しみなく注いでいる。また、自発的な探究心「学びのタネ」を携えた地元の高校生を対象に地域密着型の入試制度を設けている。さらに、地域の伝統産業である「たたら製鉄」に代表されるモノづくり精神を尊び、材料系新工学部開設を準備している。GSCでは、最先端の研究・教育の場を提供し、プロセスを重視した実体験に基づいた知的刺激を与え、主体的な学習によって「課題発見・解決能力」「情報収集・発信能力」を身に付けさせ、世界に通用する科学技術人材を輩出する。本企画により、地域課題解決への道を開く地方創生人材を育成し、将来世界で活躍し、人類の課題を解決するブレイクスルーの研究者として飛躍させる。
琉球大学 津梁と融合の未来創造人材育成プログラム「琉大カガク院」(PDF:288KB)
卓越した意欲や能力を持つ高校生を募集・選抜し、個々の才能や意欲とのバランスに配慮しながら、科学者として必要な基盤的能力を幅広く育成するプログラムや、地域の特色を生かした研究、国際的な活動を含む高度で体系的なプログラムを実施する。これにより、受講生が自主的に研究活動に取り組み、国際学会や外国語論文で研究成果を発表するなど、各方面で活躍する科学系人材の育成を目標とする。また、人文社会科学分野の研究者も含めた全学的な協力体制を構築して、事象を多面的に考察し、分野融合領域におけるイノベーションを牽引し得る傑出した人材を育成する。さらに、地域連携型の次世代科学系人材育成ネットワークを構築し、企画の成果や開発された手法などを教育現場に還元する。