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nanotech2022に出展しました。

JST保有のナノ材料・ナノデバイスに関する厳選技術を紹介しました。

知的財産マネジメント推進部は、ライセンスによる技術移転を見据えて2022年1月26日(水)~28日(金)に東京ビッグサイトで開催された「第21回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議(nanotech2022)」に出展しました。JSTが保有する特許等の中から、ナノ材料・ナノデバイスに関連する厳選した技術を紹介しました。
今回は、シリコンバルク熱電変換材料と熱電変換デバイス、ナノサイズのシート状ゼオライト、ナノ流路を開閉できるバルブが設けられたナノ流体デバイスの技術に関する展示を行いました。

■ nanotech2022出展概要

【会期】
2022年1月26日(水)~1月28日(金)
【会場】
東京ビッグサイト 東ホール(JSTのブースは東2ホール、小間番号は2U-01です。)
〒135-0063 東京都江東区有明3-10-9
【公式WEBサイト】
https://www.nanotechexpo.jp/main/
【ビジネスマッチングシステム】
nanotech2022では事前商談アポイントのためのシステム(特許第5843841号)が用いられております。
本システムは、事前に出展者および来場者が基本情報を登録し、目的に合った交渉相手を検索の上、面談を申し込むことができるシステムです。

■ 出展技術のご紹介

整理番号 技術の名称 代表発明者・所属 技術の概要 国際公開番号
/Pub No.(WIPO)
関連資料
1 シリコンバルク熱電変換材料と熱電変換デバイス
Silicon Bulk Thermoelectric Conversion Materials and Thermoelectric Conversion Devices
塩見 淳一郎
(東京大学)
ZTが0.3を超えるナノ構造シリコン材料を製造プロセスの工夫により実現しました。開発した製造プロセスは、メタルアシストエッチングとプラズマ活性化焼結を組み合わせたものです。これにより、電気伝導率を大きく損なうことなく、熱伝導率を大幅に低下させることに成功しました。またこの材料を用いて、さらに曲げと伸縮を可能にして、あらゆる場所での発電を可能にするデバイス構造を実現しました。
2 ナノサイズのシート状ゼオライト
Nanosized Sheet-like Zeolite
内田幸明
(大阪大学)
ゼオライト前駆体のアモルファス体のナノシート化を、「超膨潤ラメラ相」を利用した製法で達成しました。さらに、アモルファス体ナノシートの結晶化により、厚みが小さく外表面が大きいゼオライトナノシートの合成に成功しました。合成方法が簡便、かつ材料の適用範囲が広いことが特長です。
3 ナノ流路を開閉できるバルブが設けられたナノ流体デバイス
Nanofluidic Device with Nanochannel Valves
嘉副裕
(慶應義塾大学)
数cm角のガラス基板に数100 nmの超微小流路を加工したナノ流体デバイスにおいて、機能の集積化に不可欠な流路開閉バルブを開発し、これを実装した分析システムを構築しました。バイオ・医学分野で切望されながらも困難であった1細胞レベルのタンパク分析など、体積fL・超高感度(1分子)の極限分析への応用が期待されます。 WO2017/069256
特許第6806374号

※ご関心がある方は是非下記お問い合わせ先までご連絡ください。

お問い合わせ先

〒102-8666 東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ
国立研究開発法人科学技術振興機構
知的財産マネジメント推進部 
知財集約・活用グループ
TEL:03-5214-8486 FAX:03-5214-8417 
E-mail:ライセンス(あっせん・実施許諾)について メールアドレス ※お問い合わせの内容によっては、回答に時間を要する場合があります。