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科学技術振興機構報 第915号

平成24年9月28日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)
Tel:03-5214-8404(広報課)
URL http://www.jst.go.jp

戦略的創造研究推進事業(ERATO型研究)における
平成24年度 新規研究領域および研究総括の決定について

JST(理事長 中村 道治)は、戦略的創造研究推進事業(ERATO型研究)において、平成24年度の新規研究領域および研究総括を下記のとおり決定しました。

本事業は、社会・経済の変革につながるイノベーションを誘起するシステムの一環として、我が国が直面する重要な課題の達成に向けた基礎研究を推進し、科学技術イノベーションを生み出す創造的な新技術を創出することを目的としています。国(文部科学省)が戦略目標を設定し、そのもとにJSTが推進すべき研究領域と、研究領域の責任者(研究総括)を定めます。ERATOでは、卓越したリーダー(研究総括)のもと、多様なバックグラウンドを持つ若手研究者が結集し、時限的なプロジェクトの中でイノベーション創出につながる新しい科学技術の源流を生み出すことを目指した、独創性に富んだ研究(研究期間:5年程度、研究費総額:最大12億円程度)を実施します(資料1)。

今回決定した研究領域の概要および研究総括の略歴は資料2のとおりです。

本年度の選考では、公的研究機関や大学、民間研究機関に所属する方に広く研究総括候補者の推薦を募り、当機構独自の調査による候補者を加えて候補者母集団を作成しました。その後、ERATOの運営趣旨を踏まえ、2分野の評価者各1名が、ほかの有識者の協力を得て、それぞれ1件、合計2件の研究領域および研究総括を決定しました(資料3)。 選考の視点は資料4、決定した研究領域・研究総括の評価者および評価は資料5のとおりです。

(1)

研究総括: 河原林 健一(カワラバヤシ ケンイチ)(国立情報学研究所 教授)

研究領域: 巨大グラフ

戦略目標: 人間と調和する情報環境を実現する基盤技術の創出

研究内容: 巨大なネットワークを解析する高速アルゴリズムの開発を通じて、革新的な数学的理論を構築し、大量情報の解析におけるその有効性の実証を目指します。

(2)

研究総括: 東原 和成(トウハラ カズシゲ)(東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授)

研究領域: 化学感覚シグナル

戦略目標: 多様な疾病の新治療・予防法開発、食品安全性向上、環境改善等の産業利用に資する次世代構造生命科学による生命反応・相互作用分子機構の解明と予測をする技術の創出

研究内容: 「匂い」「フェロモン」「味」などの化学感覚シグナルが脳に伝達、情報処理される機構を解明し、「食」「医療」「健康」関連の産業展開に貢献します。

<添付資料>

資料1: 戦略的創造研究推進事業(ERATO型研究)について

資料2: 研究領域の概要および研究総括の略歴

資料3: 平成24年度 新規採択 研究総括および研究領域の決定手順

資料4: 選考の視点

資料5: 評価者(選考パネル)および評価

参考: パネルオフィサーの略歴など

<お問い合わせ先>

科学技術振興機構 研究プロジェクト推進部
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町ビル
坂本 祥純(サカモト ヨシズミ)
Tel:03-3512-3528 Fax:03-3222-2068
E-mail: