「個人に最適化された社会の実現」領域イベント
WELL-BEING TECHNOLOGY 2024におけるセミナー及びブース展示 報告

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開催概要

■ 期間     :2024年1月31日(水)~2月2日(金)

■ 会場     :東京ビッグサイト 東5ホール(東京都江東区有明3-11-1)

■ 主催     :JST未来社会創造事業「個人に最適化された社会の実現」領域

報告

 「個人に最適化された社会の実現」領域(運営統括 和賀巌(NECソリューションイノベータ))では、WELL-BEING TECHNOLOGY 2024(主催:加工技術研究会、JTBコミュニケーションデザイン)に出展し、研究課題紹介のブース展示のほか、会期中の2月1日には、セミナー「基礎研究から目指す、ウェルビーイングに関する製品・サービスへの展開 ~他者とのインタラクションに関する研究を切り口にして~」を開催した。

 ブース展示では、探索研究全11課題の研究開発代表者等によるポスター展示と説明、計測機器を用いたデモ等が行われた。ブースを訪れた参加者と研究開発代表者等が、熱心にウェルビーイング研究の最先端技術や研究内容の質疑応答を行い、参加者のニーズ、研究者のシーズを探る場となった。

 セミナーでは、約100名の方に会場にお越しいただき、和賀運営統括の進行のもと、当領域の令和4年度採択課題の研究最新状況についての紹介とパネルディスカッションが行われた。パネルディスカッションでは、研究開発代表者のほかに産業界から2名がパネリストに加わり、企業における製品開発時のウェルビーイングとビジネスの関係や、大学などの研究機関に対する要望等の話題提供、子どもを対象とするウェルビーイング研究に関し、企業側の観点もふくめて、ウェルビーイングが実現する未来社会の姿を見据えた意見交換等が行われた。

 展示会後、来場した企業の方から研究開発代表者に問合せがあり打合せを実施するなど、今回の出展がきっかけで、研究課題側が企業連携の可能性を見いだす機会を得ている。

イベントURL : https://www.jst.go.jp/mirai/jp/program/society4diversity/event-20240131.html


 会期中、当展示会のメディアパートナーであるHAL編集部(Human Augmentation Labo)が当ブースを取材、後日、下記サイト(当展示会取材レポート)の中で寺田課題が取り上げられた。 (人の戦略的Win-Win思考を強化するトレーナーAIを使って認知スキルを習得)
https://human-augmentation.jp/2024/02/15/2986/exlink



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ブース展示の様子(ポスター)

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ブース展示の様子(デモ)


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セミナーでの研究紹介(和賀運営統括)

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セミナー会場の様子

セミナープログラムと当日の資料


発表内容等 資料へのリンク
1.ウェルビーイングに関する研究紹介
領域紹介・セミナー主旨説明

和賀 巌 運営統括(NECソリューションイノベータ シニアフェロー)
PDF
(PDF: 1.5MB)
研究開発課題紹介1
ニューロダイバーシティ環境下でのコミュニケーション双方向支援
大須 理英子(早稲田大学 人間科学学術院 教授)
PDF
(PDF: 581KB)
研究開発課題紹介2
多様な子どもの幸福な学校生活を支える技術開発
千住 淳(浜松医科大学 子どものこころの発達研究センター センター長/教授)
PDF
(PDF: 1.3MB)
研究開発課題紹介3
数理的社会情動能力の発達を促進するAIエージェントシステムの開発
寺田 和憲(岐阜大学 工学部 教授)
PDF
(PDF: 872KB)
研究開発課題紹介4
親子相互交流療法を活用した親子のウェルビーイング実現技術
新妻 実保子(中央大学 理工学部 教授)
PDF
(PDF: 332KB)
研究開発課題紹介5
Neurodiversityを跨ぐ相互理解のためのコミュニケーション基盤の創出
西尾 萌波(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 研究員)
PDF
(PDF: 728KB)
2.パネルディスカッション

(1)ウェルビーイングに向けて産業界・学術界がそれぞれに期待しているコトとそれぞれの自分ゴトと
(2)ウェルビーイング実現のために必要な人材は?

<モデレーター>
 和賀 巌 運営統括

<パネリスト>
 久保 賢太(マツダ株式会社)
 水垣 めぐみ((株)資生堂 みらい開発研究所)
 個人最適化領域 令和4年度採択課題研究開発代表者
(大須 理英子、千住 淳、寺田 和憲、新妻 実保子、西尾 萌波)(敬称略)

PDF
(PDF: 695KB)

以上

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