大規模プロジェクト型

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運営統括

林 善夫運営統括

林 善夫 国立研究開発法人科学技術振興機構 開発主監

昭和47年4月 旭化成株式会社 入社
平成17年4月 同社 執行役員
平成17年8月 同社 知的財産・研究基盤部長
平成20年4月 同社 新事業本部長
平成20年6月 同社 取締役
平成21年4月 同社 上席執行役員
平成22年6月 同社 顧問
平成22年7月 独立行政法人科学技術振興機構 開発主監
平成27年4月 国立研究開発法人科学技術振興機構 開発主監(現職)

概要と技術テーマ

文部科学省から示された大規模プロジェクト型の技術テーマは以下のとおりです。
※技術テーマの内容に関するお問い合わせは、文部科学省 科学技術・学術政策局 研究開発基盤課(03-6734-4098)にお願いします。

技術テーマ

・粒子加速器の革新的な小型化及び高エネルギー化につながるレーザープラズマ加速技術(平成29年度-)
・エネルギー損失の革新的な低減化につながる高温超電導線材接合技術(平成29年度-)
・自己位置推定機器の革新的な高精度化及び小型化につながる量子慣性センサー技術(平成29年度-)
・通信・タイムビジネスの市場獲得等につながる超高精度時間計測(平成30年度-)
・Society5.0の実現をもたらす革新的接着技術の開発(平成30年度-)
・未来社会に必要な革新的水素液化技術(平成30年度-)

平成30年度技術テーマの詳細は、公募ページの募集要項(第5章)をご覧ください。

採択課題一覧

技術テーマ「粒子加速器の革新的な小型化及び高エネルギー化につながるレーザープラズマ加速技術」

粒子加速器は、物理学、化学、生物学、工学、農学、医学、薬学、考古学など幅広い分野の研究に応用され、物質や生命の謎の解明研究や、社会の身近な産業分野で活用されている。近年、粒子加速に必要な長さを革新的に小型化できる、高強度レーザーを利用したレーザープラズマ粒子加速技術が進展しており、本技術による粒子加速器の小型化により、加速器をより身近に活用できる機会を大幅に拡大することが期待される。

平成29年度採択概要
レーザー駆動による量子ビーム加速器の開発と実証
熊谷 教孝(国立研究開発法人科学技術振興機構 プログラムマネージャー/公益財団法人高輝度光科学研究センター 名誉フェロー)
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(PDF:373KB)

技術テーマ「エネルギー損失の革新的な低減化につながる高温超電導線材接合技術」

超伝導技術は高磁場が必要なNMR、MRIや、超電導リニアのマグネットなどに利用されているが、社会に導入されている低温超電導材は、冷却コストの高い液体ヘリウムを使う必要があり、超伝導技術普及のボトルネックになっている。超伝導技術を本格的に社会実装していくためには、冷却コストが低い液体窒素を利用でき、さらに低温超電導材より高い磁場が形成できる高温超電導材の導入が効果的である。しかしながら現状高温超電導線材は数百メートル単位でしか作製できないため、実用化には線材同士を超伝導または極低抵抗で接合する技術を確立する必要がある。接合技術を確立できれば、超伝導技術に期待される高効率な高磁場コイルや長距離直流送電の実現に大きく近づく。

平成29年度採択概要
高温超電導線材接合技術の超高磁場NMRと鉄道き電線への社会実装
前田 秀明(国立研究開発法人科学技術振興機構 プログラムマネージャー/理化学研究所 放射光科学総合研究センター 客員主管研究員)
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(PDF:544KB)

技術テーマ「自己位置推定機器の革新的な高精度化及び小型化につながる量子慣性センサー技術」

自己位置推定は、物・人の測位、機器等の自動化・自律化に適用され、例えば全球測位衛星システム(GNSS: Global Navigation Satellite System)による航空機のオートパイロットや、携帯型移動端末等による周辺情報発信といった各種サービスなど、その活用が急激に広がり、社会の身近な分野で役立っている。GNSSは衛星からの電波受信が必須であり、地下や屋内、海中といった電波の届かない遮蔽空間や電波の届きにくい状況では、移動体の角速度等を高精度に計測してどの位置でどの方向に進んでいるかを推定する慣性センサー装置で代替・補完等活用することが有効である。また、精度の高い慣性センサーの創出は人工衛星やロボット等の姿勢制御など応用範囲が広い。近年、自己位置推定機器の革新的な高精度化および小型化につながる量子効果を用いた慣性センサーの研究が進展しており、将来的に高精度な慣性センサーを実現する一手法として期待される。

平成29年度採択概要
冷却原子・イオンを用いた高性能ジャイロスコープの開発
上妻 幹旺(国立研究開発法人科学技術振興機構 プログラムマネージャー/東京工業大学 理学院物理学系 教授)
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(PDF:271KB)

技術テーマ「通信・タイムビジネスの市場獲得等につながる超高精度時間計測」

時間を正確に計る技術は、長きにわたる人類の歴史の中で探求され、進化してきた。全ての物理現象の根幹となる「時間」という単位は、あらゆる分野の学術、産業に利用され、地球規模での位置情報の提供や大規模通信技術など、現代の文明社会を根底から支える技術に組み込まれている。近年、時間の計測精度をこれまでより数桁向上させる超高精度な時間計測を行う研究が進展してきており、超高精度で計測した時間を通信システムや情報機器などと同期することで、通信・情報技術をはじめとする、時間を利用した先端技術の高度化が期待される。

平成30年度採択概要
クラウド光格子時計による時空間情報基盤の構築
香取 秀俊(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
クラウド光格子時計による時空間情報基盤の構築
(PDF: 504KB)

技術テーマ「Society5.0の実現をもたらす革新的接着技術の開発」

Society5.0の実現には、あらゆるものの小型化・多機能化が求められており、革新的なデバイスなどの実現に向けたキーテクノロジーとして接着技術の確立が必須となっている。例えばモビリティの分野では、ボディーの非金属化やポリマー化による軽量化、燃料電池などの搭載による電動化、自動走行技術に必要な小型電子デバイスの搭載による知能化の流れが生まれており、接着技術の信頼性確立および性能の向上が不可欠となっている。しかし、現状の接着技術は熟練者の経験と勘で開発されている状況であり、固体と固体に挟まれた接着界面(以下、接着界面にはその周辺の接着層も含む)の評価・解析手法が確立されていないことは、次世代接着技術創出のボトルネックとなっている。本技術テーマでは、接着界面における評価・解析手法を確立し、Society5.0の実現に向けた科学的知見に基づく次世代接着技術の創出を目指す。

平成30年度採択概要
界面マルチスケール4次元解析による革新的接着技術の構築
田中 敬二(九州大学 大学院工学研究院 教授)
界面マルチスケール4次元解析による革新的接着技術の構築
(PDF: 546KB)

技術テーマ「未来社会に必要な革新的水素液化技術」

省エネ・低炭素化社会が進む未来水素社会の実現のためには、気体水素の1/800の体積であり、大量輸送、大量供給、大量貯蔵、省スペース、超高純度の特徴を持つ液体水素の活用が不可欠であるが、現状の圧縮機による水素液化技術には、製造時の液化効率の低さや蒸発による損失などの問題がある。高効率・低コスト・小型長寿命な革新的水素液化技術の開発により水素の大量利用が可能となり、水素発電、余剰電力の貯蔵、輸送手段などの水素利用の拡大に貢献すると期待される。

平成30年度採択概要
磁気冷凍技術による革新的水素液化システムの開発
西宮 伸幸(国立研究開発法人 物質・材料研究機構 エグゼクティブアドバイザー)
磁気冷凍技術による革新的水素液化システムの開発
(PDF: 674KB)

研究開発運営会議委員

「粒子加速器の革新的な小型化及び高エネルギー化につながるレーザープラズマ加速技術」

太田 俊明 立命館大学 総合科学技術研究機構SRセンター センター長・教授
加藤 義章 光産業創成大学院大学 特任教授
金子 美智代 トヨタ自動車株式会社 主査
濱 広幸 東北大学 電子光理学研究センター センター長・教授
山田 聰 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 客員研究員

「エネルギー損失の革新的な低減化につながる高温超電導線材接合技術」

大嶋 重利 山形大学 名誉教授
竹腰 清乃理 京都大学 大学院理学研究科 教授
田島 節子 大阪大学 大学院理学研究科 研究科長・教授
長谷川 隆代 昭和電線ホールディングス株式会社 取締役社長
濱島 高太郎 東北大学 名誉教授
松下 照男 九州工業大学 名誉教授

「自己位置推定機器の革新的な高精度化及び小型化につながる量子慣性センサー技術」

杉山 和彦 京都大学 大学院工学研究科 准教授
藤原 聡 NTT物性科学基礎研究所 部長・上席特別研究員
盛永 篤郎 東京理科大学 名誉教授
吉田 弘 国立研究開発法人海洋研究開発機構 海洋工学センター海洋技術開発部部長
萬 伸一 日本電気株式会社 システムプラットフォーム研究所 主席技術主幹

「通信・タイムビジネスの市場獲得等につながる超高精度時間計測」

占部 伸二 大阪大学 名誉教授
笹瀬 巌 慶應義塾大学 理工学部 教授
廣川 類 三菱電機株式会社 鎌倉製作所 宇宙総合システム部 次長
盛永 篤郎 東京理科大学 名誉教授

「Society5.0の実現をもたらす革新的接着技術の開発」

伊藤 聡 国立研究開発法人物質材研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 情報統合型物質・材料研究拠点 拠点長
扇澤 敏明 東京工業大学 物質理工学院 教授
大森 達夫 三菱電機株式会社 開発本部 主席技監
竹村 彰夫 東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授
中條 善樹 京都大学 名誉教授

「未来社会に必要な革新的水素液化技術」

猪股 昭彦 川崎重工業株式会社 技術研究所 環境システム研究部 課長
名久井 恒司 東京理科大学 研究戦略・産学連携センター 研究・産学連携支援部門 部門長
日比 政昭 新日鐵住金株式会社 技術開発企画部 技術企画室 上席主幹
堀 秀輔 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 鹿児島宇宙センター 主幹研究開発員
矢加部 久孝 東京ガス株式会社 基盤技術部 基盤技術研究所 所長
山根 公高 山根公高水素エネルギー研究所 代表



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