探索加速型 「超スマート社会の実現」領域

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2018年5月25日(金)に、「サイバー世界とフィジカル世界を結ぶモデリングとAI」ワークショップ」(東京)を開催しました。多数のご参加ありがとうございました。イベントページにて開催レポートを公開しています。
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運営統括

前田 章運営統括

前田 章 元 株式会社日立製作所 ICT事業統括本部 技師長

昭和56年 株式会社日立製作所 システム開発研究所 入社
平成17年 同社 システム開発研究所 所長
平成25年 同社 情報・通信システム社 技師長

概要と重点公募テーマ

当該領域は、将来の産業創造と社会変革に向けた新たな価値の創出の視点に留意しつつ、領域横断的(横串的)な領域として設定する。具体的には、ネットワークやIoTを活用する取組を、ものづくり分野の産業だけでなく、様々な分野に広げる研究開発や、超スマート社会において、我が国が競争力を維持・強化していくための基盤技術の強化などを対象とする領域とします。また、衛星測位、衛星リモートセンシング、衛星通信・衛星放送に係る宇宙に関する技術なども対象とします。
(文部科学省から示された「重点公募テーマの設定に当たっての領域について」より)

進行中の重点公募テーマ

・多種・多様なコンポーネントを連携・協調させ、新たなサービスの創生を可能とするサービスプラットフォームの構築(平成29年度-)
・サイバー世界とフィジカル世界を結ぶモデリングとAI (平成30年度-)

平成30年度重点公募テーマの詳細は、公募ページの募集要項(第5章)をご覧ください。

採択課題一覧

多種・多様なコンポーネントを連携・協調させ、新たなサービスの創生を可能とするサービスプラットフォームの構築

「超スマート社会」の実現を加速させるため、IoTによってネットワーク接続されたさまざまな機器が持つ「機能」や、既存/新規システムが持つ「機能」の一部を切り出してコンポーネント化(部品化)し、これらを組み合わせて連携・協調させることで、新たなサービスの創成を可能とする仕組み「サービスプラットフォーム」の構築を目指します。具体的には、実世界でのモノの制御を含むさまざまな階層の機能をコンポーネント化し、オープンなAPI(Application Programming Interface)を提供することで、各種コンポーネントの連携・協調の仕組みを構築します。コンポーネントの機能をAPIによって呼び出して活用し組み合わせることで新しい機能やサービスを実現することが可能になります。さらに、人工知能などの技術により機能間の連携を自動化し、システム間や機器間の交渉・調停機能などを含めた柔軟で動的な連携・協調の仕組みを可能にする技術を開発します。
 これらの研究開発を通して、新しいシステム・サービス・ビジネス・イノベーションを継続的に生み出すことが可能になり、超スマート社会の実現に貢献するとともに新しい価値の創出を加速します。

平成30年度採択概要
低コスト社会実装を前提とした再エネ電源の大量導入を可能にする系統協調/分散型リアルタイムスマートエネルギーシステムの開発
伊原 学(東京工業大学 物質理工学院 教授)
低コスト社会実装を前提とした再エネ電源の大量導入を可能にする系統協調/分散型リアルタイムスマートエネルギーシステムの開発
(PDF: 455KB)
超スマート都市 エリアマネジメントプラットフォーム
佐土原 聡(横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院 教授)
超スマート都市 エリアマネジメントプラットフォーム
(PDF: 486KB)
都市気象情報プラットフォームの研究開発
森 康彰(一般財団法人日本気象協会 事業本部 環境・エネルギー事業部 副部長)
都市気象情報プラットフォームの研究開発
(PDF: 729KB)
平成29年度採択概要
Synergic Mobilityの創出
河口 信夫(名古屋大学 未来社会創造機構 教授)
Synergic Mobilityの創出
(PDF: 775KB)
シェアード・シティ・プラットフォームの構築
竹内 雄一郎(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 アソシエイトリサーチャー)
シェアード・シティ・プラットフォームの構築
(PDF:789KB)
機械・人間知とサイバー・物理世界の漸進融合プラットフォーム
田野 俊一(電気通信大学大学院 情報理工学研究科 教授)
機械・人間知とサイバー・物理世界の漸進融合プラットフォーム
(PDF:738KB)
構想駆動型社会システムマネジメントの確立
西村 秀和(慶應義塾大学 大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授)
構想駆動型社会システムマネジメントの確立
(PDF:830KB)
超スマートシティ・サービスマネジメント・プラットフォームの構築
林 泰弘(早稲田大学 理工学術院 教授)
超スマートシティ・サービスマネジメント・プラットフォームの構築
(PDF:985KB)
データ中心で異種システムを連携させるサービス基盤の構築
松塚 貴英(富士通株式会社 デジタルビジネスプラットフォーム事業本部 シニアマネージャ)
データ中心で異種システムを連携させるサービス基盤の構築
(PDF:299KB)

サイバー世界とフィジカル世界を結ぶモデリングとAI

 Society5.0が目指す「サイバー空間とフィジカル空間の高度な融合」のためには、実世界(フィジカル空間)の複雑で時々刻々と変化する状況に対応し、センシングによって収集されたデータに基づいて判断や最適化を行い、実世界への制御・操作・働きかけといったフィードバックを行うというサイクルを繰り返し実行することが必要です。本重点公募テーマは、実世界の対象はエネルギーや交通、ものづくりの全体サイクル、防災・減災など複雑で変化する社会システムであり、これらを扱うために、モデリング/シミュレーション技術とAI・機械学習技術のそれぞれの特長を活かし融合した取り組みにより、新しい応用分野を切り開く研究開発を推進します。
 例えば、対象に関する事前知識を活用して機械学習を高度化する技術、機械学習した深層ネットワークからモデリング/シミュレーションに活用できる知識を抽出する技術、機械学習技術を適用してモデルパラメータだけでなくモデル構造を学習する技術などの技術開発により、実世界へのリアルタイムなフィードバック、精度や処理速度の飛躍的な向上、複雑な現実世界の問題の解決などの実現を目指します。

平成30年度採択概要
形式手法を用いたデータ駆動階層型管理システムの設計
潮 俊光(大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授)
形式手法を用いたデータ駆動階層型管理システムの設計
(PDF: 672KB)
自己研鑽型物理エージェントの実現
大西 公平(慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート 特任教授)
自己研鑽型物理エージェントの実現
(PDF: 435KB)
自然と調和する自律制御社会のための気象情報インフラ構築
大西 領(国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球情報基盤センター グループリーダー)
自然と調和する自律制御社会のための気象情報インフラ構築
(PDF: 484KB)
画像と記号を繋ぐ深層学習の開発と人との相互作用
鈴木 賢治(東京工業大学 科学技術創成研究院 特任教授)
画像と記号を繋ぐ深層学習の開発と人との相互作用
(PDF: 467KB)
ロボットモデルと実環境のGANによる接続と部品組立動作生成
森本 淳(株式会社国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所 室長)
ロボットモデルと実環境のGANによる接続と部品組立動作生成
(PDF: 454KB)
機械学習による超高速シミュレーション最適化技術の開発
山崎 啓介(国立研究開発法人産業技術総合研究所 人工知能研究センター 主任研究員)
機械学習による超高速シミュレーション最適化技術の開発
(PDF: 568KB)
高信頼な機械学習応用システムによる価値創造
吉岡 信和(情報・システム研究機構 国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 准教授)
高信頼な機械学習応用システムによる価値創造
(PDF: 310KB)

研究開発運営会議委員

及川 卓也 フリーランス 技術アドバイザー
栄藤 稔 大阪大学 先導的学際研究機構 教授
新 誠一 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 教授
谷 幹也 日本電気株式会社 セキュリティ研究所 所長
西尾 チヅル 筑波大学 大学院ビジネス科学研究科 教授
西尾 信彦 立命館大学 情報理工学部 教授
森川 博之 東京大学 大学院工学系研究科 教授
林部 尚 国立研究開発法人科学技術振興機構 未来創造研究開発推進部 調査役

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