平成8年：信州大学理学部物理学科卒業
平成10年：北陸先端科学技術大学院大学材料科学研究科　修士課程物性科学専攻修了
平成13年：北陸先端科学技術大学院大学材料科学研究科　博士課程物性科学専攻修了
平成13年：博士（材料科学）（北陸先端科学技術大学院大学）取得

平成13年4月〜10月：ソニー(株)フロンティアサイエンス研究所
  カーボンナノチューブの水素吸蔵に関する研究に従事
平成13年10月〜平成19年11月：東北大学金属材料研究所　助手
  分子性固体・カーボンナノチューブの固体物性および有機トランジスタに関する研究に従事
平成18年9月〜平成19年 1月：デルフト工科大学　客員研究員（兼任）
  有機単結晶を用いた両極性トランジスタに関する研究に従事
平成19年11月〜平成22年 3月：東北大学金属材料研究所　准教授
  分子性固体・カーボンナノチューブの固体物性および有機単結晶トランジスタに関する研究に従事
平成22年 4月〜：早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 応用物理学科 准教授

有機半導体は材料設計の自由度が極めて高く、多彩な発光色および高効率発光が実現でき、多方面での発光素子応用が期待されていますが、電流励起レーザーデバイスは未だに実現されていません。
本研究においては、これまでのダイオード構造とは全く異なる斬新な切り口として、高効率発光材料を用いた有機単結晶トランジスタの両極性化により高効率発光・高電流密度を両立し、世界初の有機レーザーデバイス実現を目指します。

平成22年3月：第4回（2010年）日本物理学会若手奨励賞
  「Ambipolar organic field-effect transistors based on ruburene single crystals」
平成22年5月：第９回インテリジェント・コスモス奨励賞
  「カーボンナノチューブおよび有機材料を用いたフレキシブルエレクトロニクスの研究」