関修平氏の写真
GHz-サブTHz電磁波が誘起する分子内電荷の運動を利用した
電気特性評価技術の開発
関 修平・SHU SEKI

大阪大学 工学(系)研究科(研究院) 教授

研究成果
【経歴】
平成3年:東京大学工学部卒業
平成5年:東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻修士課程修了
平成7年:東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻博士課程中退
平成13年:工学博士号取得(大阪大学)

平成5年:アルゴンヌ国立研究所(米国)研究生
  高分子のESR分光に関する研究に従事
平成7年〜13年:大阪大学産業科学研究所 助手
  共役高分子の電子構造解析研究に従事
平成12年〜13年:デルフト工科大学(オランダ)研究員
  マイクロ波分子伝導特性研究に従事
平成14年〜19年:大阪大学産業科学研究所 助教授(准教授)
  高分子材料の単一粒子反応研究に従事
平成19年〜平成21年 9月:大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻 准教授
  共役高分子の単分子電荷輸送特性評価に関する研究に従事
平成21年10月〜:大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻 教授
【研究内容】
"電気を流すプラスチック"をベースとして、近年、有機LET・FETなど、有機材料による光・電子素子の形成が現実のものになりつつあります。
本研究では現在、そしてこれから開発されるであろう、数多くの有機材料の中から、本当に性能のいい有機材料を、すばやく正確に選び出す技術を開発します。
電気特性評価でありながら電極を使わず、特段の加工もせず、特別な精製も必要なく、材料を合成したらすぐにその伝導特性を明らかにできることを目指します。