生駒忠昭氏の写真
光誘起巨大磁気抵抗を有する分子素子の創出
生駒 忠昭・TADAAKI IKOMA

新潟大学 自然科学系 自然構造科学系列 准教授

研究成果
【経歴】
昭和61年:東北大学理学部卒業
平成 5年:博士取得(理学)(東北大学)

平成元年〜 3年:東北大学非水溶液化学研究所 助手
平成 3年〜13年:東北大学反応化学研究所 助手
平成 8年〜 9年:ライデン大学(オランダ)物理学科 博士研究員
平成13年〜19年 5月:東北大学多元物質科学研究所 助教
平成19年6月〜現在:新潟大学 自然科学系 自然構造科学系列 准教授
  光電子機能性高分子材料の機能中心について研究
【研究内容】
電子スピン操作で電気抵抗を制御するスピントロニクスは次世代キーテクノロジーです。
本研究では、光で誘起される巨大分子磁性を用いて室温で機能する軽量高性能スピントロニクス材料の開発を行います。
開発予定の新材料は、高純度シリコン結晶半導体ではなく、ナノメートル量子スピン効果を利用した安価な分子性物質です。
家電品はもちろん携帯電子機器への応用も期待され、スピントロニクスの実用化を目指します。
【特許】 
JST単独出願 1件(公開前につき詳細は記載せず)