平成28年度採択分(コロナ延長課題等の他年度採択分を含む)

戦略的創造研究推進事業(CREST)における課題別事後評価結果について(令和3年度実施分)

戦略研究推進部

「戦略的創造研究推進事業(CREST)」における研究課題の事後評価を、「戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発及び先端的低炭素化開発を除く。)の実施に関する規則」に基づいて実施した。

1.事後評価の目的と基準

(1)評価の目的
 研究課題等の研究目的の達成状況、研究実施状況、波及効果等を明らかにし、今後の研究成果の展開及び事業運営の改善に資することを目的とする。

(2)評価項目及び基準
ア 研究課題等の研究目的の達成状況
イ 研究実施体制及び研究費執行状況
ウ 研究成果の科学技術及び社会・経済への波及効果(今後の見込みを含む)
エ 相手機関との研究交流状況(外国の研究機関等と共同して研究を実施するものに限る。)
  なお、上記アからウの具体的基準については、事後評価の目的を踏まえ、評価実施主体が定める。

(3)評価の時期
 研究終了後できるだけ早い時期又は研究終了前の適切な時期に実施する。

(4)評価者
 研究総括が、研究総括補佐、領域アドバイザー及び必要に応じて機構が選任する外部の専門家の協力を得て行う。

2.評価対象となった研究課題

(1) 研究課題合計:88件
研究実施期間:平成26年10月1日から令和3年9月30日まで:3課題(コロナ延長課題※)
平成26年10月1日から令和4年3月31日まで:4課題(その他延長課題、コロナ延長課題※)
平成27年10月1日から令和3年6月30日まで:1課題(コロナ延長課題)
平成27年10月1日から令和3年9月30日まで:16課題(コロナ延長課題)
平成27年10月1日から令和4年3月31日まで:6課題(その他延長課題、コロナ延長&1年延長課題)
平成27年12月1日から令和3年9月30日まで:9課題(コロナ延長課題)
平成27年12月1日から令和4年3月31日まで:5課題(1年追加課題)
平成28年10月1日から令和4年3月31日まで:33課題
平成28年12月1日から令和4年3月31日まで:3課題
平成31年4月1日から令和4年3月31日まで:7課題(3年課題)
令和2年4月1日から令和4年3月31日まで:1課題(2年課題)

※令和2年度に1年追加支援を実施

領域別事後評価課題数

【グリーンイノベーション】

微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出  3件
再生可能エネルギーからのエネルギーキャリアの製造とその利用のための革新的基盤技術の創出  2件

【ライフイノベーション】

光の特性を活用した生命機能の時空間制御技術の開発と応用  6件
環境変動に対する植物の頑健性の解明と応用に向けた基盤技術の創出  8件
統合1細胞解析のための革新的技術基盤  7件

【ナノテクノロジー・材料】

計測技術と高度情報処理の融合によるインテリジェント計測・解析手法の開発と応用  4件
量子状態の高度な制御に基づく革新的量子技術基盤の創出  6件
新たな光機能や光物性の発現・利活用を基軸とする次世代フォトニクスの基盤技術  9件
多様な天然炭素資源の活用に資する革新的触媒と創出技術  7件
二次元機能性原子・分子薄膜の創製と利用に資する基盤技術の創出  7件
素材・デバイス・システム融合による革新的ナノエレクトロニクスの創成  4件
超空間制御に基づく高度な特性を有する革新的機能素材等の創製  3件

【情報通信技術】

イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化  5件
現代の数理科学と連携するモデリング手法の構築  6件
人間と調和した創造的協働を実現する知的情報処理システムの構築  5件
科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化  4件
ビッグデータ統合利活用のための次世代基盤技術の創出・体系化  2件

3.課題事後評価の進め方

被評価者による報告書の作成

評価会の開催

事後評価結果報告書の作成
① 評価者が作成した評価票をもとに事後評価報告書(案)の作成
② 事後評価報告書(案)を被評価者に提示し、意見交換
③ 事後評価報告書の確定(全評価者の確認・合意)

研究主監会議への報告

JSTホームページによる公表

 

4.評価委員及び評価報告書

評価委員及び研究課題毎の評価は、各研究領域の事後評価結果報告書に記載の通りである。

【グリーンイノベーション】
【ライフイノベーション】
【ナノテクノロジー・材料・光技術】
【情報通信技術】