SCIENCE AGORA

■対話・共創の活動 レポート

北海道の中高生が描く叶えたい未来「サイエンスアゴラ in 札幌~北海道これからの100年~」

2023.05.23

JST「科学と社会」推進部は、2022年8月に市制100周年を迎えた北海道札幌市との共催で同年11月にオンラインワークショップ「サイエンスアゴラ in 札幌~北海道これからの100年~」を開催しました。これは、同日に開催した有識者による「地域ワークショップ in 北海道~カーボンニュートラルの実現に向けて」との連動企画として実施したもので、カーボンニュートラルが実現した先に叶えたい北海道の未来像を、その担い手となる中高生16名に議論してもらいました。

本ワークショップでは、同じ北海道でも特徴の異なる札幌市・釧路市・鹿追町に暮らす中高生の本音や価値観を、SFプロトタイピングという手法を用いて引き出しました。サポーターの研究者等との対話も交えながら導き出した叶えたい未来像は、連動企画とともに報告書へ取りまとめています。ぜひご覧ください。


当日の資料から、ワークショップのゴール

ワークシート「未来をひたすら想像してみよう」

議論の内容はグラフィックレコーディングにまとめられた

メインファシリテーターの長谷川友子さん

<サイエンスアゴラ in 札幌〜北海道これからの100年〜>
日時:2022年11月27日(日)9:30-12:00
形式:オンライン
参加者:北海道在住の中高生16名
共催:札幌市/国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
協力:文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)/北海道大学/未来社会デザインオープンプラットフォーム(CHANCE)構想

<ワークショップ設計助言>
宮本道人さん(応用文学者、科学文化作家)
東京大学VRセンター特任研究員、慶應義塾大学理工学部訪問研究員
編著に『SF思考』『SFプロトタイピング』など

<サポーター>
石井一英さん(北海道大学 大学院工学研究院環境工学部門 教授)
上村遥子さん(SUNDRED株式会社 チーフエバンジェリスト/サイエンスアゴラ2022推進委員)
佐竹輝洋さん(札幌市 環境局 環境都市推進部 環境政策課 環境政策担当係長)

<ファシリテーター>
メイン:長谷川友子(任意団体snug 代表)
グループ:
川野寛(特定非営利活動法人きたのわ)
小路楓(特定非営利活動法人きたのわ)
髙橋将太(大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構)
谷明洋(科学コミュニケーター)
西尾直樹(株式会社聴き綴り本舗 代表取締役)
三上真広(特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会)

<グラフィックレコーダー>
石橋智晴さん(特定非営利活動法人EN.Lab)
酒井麻里さん(特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会)

<企画設計・報告書作成>
株式会社スペースタイム

対話・共創の活動一覧

page top