サクラマス循環養殖による温暖化対応種の開発とイクラの持続的生産
2022年07月07日
- 主催:
株式会社Smolt
- 開催日:2019年4月11日
解くべき課題
◆気候変動にも対応できる持続可能な海洋資源の確保
◆過疎化に悩む地域産業の活性化
取組のポイント
「STI for SDGs」アワード(2021年度)科学技術振興機構理事長賞受賞案件
◆大学での研究成果を活用した大学発学生ベンチャー
・天然物志向の強い日本において、天然物を保全し養殖へシフトする世界的な流れに沿った取組
◆地元の生産者との強いパートナーシップ
◆気候変動の影響によるサケ・マスの資源減少への対策としても期待(暑さに強い種苗の開発)
取組内容
◆漁業版二毛作によるサクラマスの完全養殖により、魚肉と魚卵の持続可能な生産を実現
・宮崎大学での海水馴致、温度管理、種苗開発などの研究成果を活用し、冷涼な地で生育するサクラマスの完全養殖を温暖な宮崎県で実現
・地元の生産者との連携により、冬期の空き施設の有効活用など、地域の課題解決に貢献
・高水温への耐性が高い種苗の開発により、温暖化の影響への対応としても期待
◆生産した魚肉・魚卵の独自のブランド化
・消費者目線で生産方法の改善に取り組み独自のブランドを確立
シナリオの関係者
宮崎大学