経験と勘に頼る農業から誰もが使える農業技術の確立を目指す
2020年09月28日
- 主催:
パナソニック株式会社アプライアンス社
- 開催日:2020年5月28日
解くべき課題
◆土壌の改善による農産物の品質/収穫量の向上
◆経験と勘に頼る農業からの脱却
◆減農薬、減化学肥料、有機農業の普及
取組のポイント
◆科学的な土づくりと栽培の可視化による未経験者でもできる農業技術の確立
◆循環型農業に向けて減農薬、減化学肥料、有機栽培の普及
◆生産者それぞれのニーズに合った栽培手法の確立
取組内容
◆科学的な土づくりと栽培の見える化
・パナソニックが従来サービス「栽培ナビ」に新サービスを導入。
・栽培環境(土壌の成分/温度/湿度)、営農履歴(種をまいた日/苗を定植した日、作物の収穫日、収穫量、農薬/肥料の使用状況)、土壌の状態、作物の4項目のデータを総合的に分析することで、栽培を見える化。
◆人間ドックのような「土壌総合分析」で、循環型の有機栽培の普及を目指す
・従来の『窒素・リン・カリ』だけでなく、成長のエネルギーを提供する炭水化物や、アミノ酸、ミネラルにも着目し、より安定的な栽培手法の確立を目指す。
・減農薬、減化学肥料、有機栽培のための健康な土づくりに重要な土壌改良資材(アミノ酸肥料/ミネラル肥料/微生物等)を処方することで、病害虫の発生予防や時間/費用の削減、収量アップ等を実現。
・土と作物の見える化で生産者特有のニーズに対応、独自の栽培手法の確立に貢献。
・今後は、土壌データをAI(人工知能)で分析、理想の「良い土」を数値化し、生産者に活用してもらえる仕組みの開発を検討。
シナリオの関係者
ベジパレット 代表 高田庄平氏、弟の高田耕作氏