調査報告
JSTでは、国内外の対話活動や科学教育に関する調査研究活動を行っています。
第5期科学技術基本計画では、科学技術イノベーションと社会との問題について、多様なステークホルダーが対話・協働し、それらを政策形成や知識創造へと結びつける「共創」が重要であるとされています。しかし、それを実現するためのしくみは今のところ限られています。
一方で、2011年の東日本大震災を含め、科学技術にまつわる社会的問題を経験する中で、社会の声に耳を傾けようという研究者コミュニティの動きや、それをサポートする対話活動の熱意ある取り組みを少なからず見ることができます。
科学技術にまつわる課題(将来的に生じそうな課題も含めて)について、社会の誰もが対話を通じて互いの不安や期待に応え合い、課題の解消に向けた提案につなげられるような環境作りを目指し、私たちは、日本の現状について、調査・研究を行っています。
具体的な調査項目
- 科学と社会の関係深化に関する研究者や国民の意識調査
- 科学と社会の関係深化につながる国内外の活動事例調査
- 科学と社会に関する課題の検討
- JSTの担うべき役割の検討
2017(H29)年度
- 研究者意識調査(科学と社会のつながり)
- 海外視察報告 AAAS
2016(H28)年度
- 全国・海外における対話・協働活動の事例俯瞰調査-「東日本大震災」関連の活動事例より-
報告書本文および参考資料一式
[分割版]
1.報告書本文
2.参考資料1.日本国内事例とその分類
3.参考資料2.海外事例とその分類
- 未来を紡ぐ「科学と社会」の繋ぎ手 -各地で対話・協働を進める機関が互いに協力する意義を考える
- 海外視察報告 AAAS
- 海外視察報告 ESOF
- 海外視察報告 CILAC
2015(H27)年度
2014(H26)年度
2013(H25)年度
2012(H24)年度
- 研究者による科学コミュニケーション活動に関するアンケート
- COIワークショップ報告書
- サイエンスアゴラ2012「科学を街に 〜科学フェスティバルの創り方〜」開催報告
- 科学技術コミュニケーションの現状と展望に関する意見交換会 - 科学技術社会論の視角から-中間取りまとめ報告書