practices取り組み事例

  • Goal14

海洋酸性化の影響に対処し、健全な海洋のための科学的知見を向上

概要

 海洋研究開発機構(JAMSTEC)では、係留システム、船舶、フロートなどの機器を使い、海洋の状態のデータを蓄積しています。このデータは、海洋の状態を理解し、海の健康を改善するために貢献する科学的知識を増進するために不可欠な情報です。
 全球海洋観測システム(GOOS)のような、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)の枠組みでは、全世界の海洋の状況をリアルタイムで監視・把握するシステムを構築する国際科学プロジェクト(Argo Project)のような取組がさらに促進されています。
 特に、SDG14に記載されている海洋酸性化に関する目標を達成するためには、海洋環境への海洋酸性化の影響を最小限に抑えることが求められ、そのために必要なデータをアーカイブするために、より多くの海洋観測が必要となっています。
 JAMSTECでは、北極海の海洋生態系に及ぼす海洋酸性化の状態と影響を北西太平洋にて観察しています。また、炭酸カルシウム殻を有する海洋生物に対する海洋酸性化の影響を測定する新しい技術の開発にも成功しました。
 このような技術を世界のコミュニティと共有して、あらゆるレベルの海洋酸性化に関する科学的協力を強化する準備も進めています。

漂流フロート

アルゴフロートによる海洋観測

船舶観測

海洋地球研究船「みらい」といった観測船による最近10年の観測線

係留ブイ

米国NOAAとJAMSTECの協力で構築された太平洋の観測ブイネットワーク

Foraminifer Globigerina bulloidesというプランクトンの殻に、海洋酸性化が与える影響

お問い合わせ
国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC)
URL : https://www.jamstec.go.jp/j/
機関

教育研究機関