practices取り組み事例
食品廃棄物から高品質な飼料を製造し、「ループリサイクル(循環型社会)」を構築
概要
日本フードエコロジーセンター(J.FEC)では、食品廃棄物を原料とした飼料(エコフィード)を製造し、15以上の契約養豚事業者に提供しています。工場では収集運搬業者と提携して180か所以上の事業所から約30t/日の食品循環資源を受け入れており、分別・破砕の後、殺菌(80-90℃、5-10分)および乳酸発酵(24-48時間)のプロセスによって、約40t/日のリキッド飼料へと生まれ変わります。そしてJ.FECのエコフィードを使用した豚肉は、ブランド肉としてデパートやスーパーマーケットで販売され、「食べ物の環」を生んでいるのです。
J.FECの特徴は、食品廃棄物の削減だけでなく、養豚事業者や製造業、小売り、消費者その他のステークホルダーとの協働によって「ループリサイクル(循環型社会)」を構築している点にあります。
この取り組みは飼料自給率の向上にもつながると期待されており、J.FECのビジネスモデルは世界中から注目を集めています。


お問い合わせ
- 日本フードエコロジーセンター(J.FEC)
- URL : http://www.japan-fec.co.jp/
- e-mail :
機関
民間企業