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公開フォーラム「変容する社会と「私」の安全」を開催しました。

2016年03月15日

2月21日一橋大学学術総合センター一橋講堂にて、公開フォーラム「変容する社会と「私」の安全―「公」との新しい"間"を考えよう」を開催し、約90名にご参加いただきました。

領域の問題意識や目指す社会の姿を発信するとともに、領域としてこれから考えるべき課題を参加者の皆様と議論しました。

160221forum_1.jpgプロジェクト代表者(左から成本・田村・仲・森田・黒田(敬称略))

160221forum_2.jpg山田肇領域総括


当日の資料はこちら

*** 山田肇・領域総括より ***

午後の「フロアとの対話」では、フロアの皆様から貴重なご意見をいただきながら、登壇者とともに「領域としてこれから考えるべき課題」を検討しました。

まず、「コミュニティにおける"間"とは何か?」というテーマでは、岡檀・領域アドバイザーが、日本で最も自殺の少ない町の事例を話題提供しました。地域ごとの特徴を十分に考慮した上で、グッドプラクティスを活かし、他地域でも展開するにはどうすればいいのでしょうか。地域に根ざした研究開発から、他の地域への波及をも検討していく必要性を議論しました。

次に、「高齢者の安全×ICT~テクノロジーによって高齢者の安全は創れるか?」というテーマでは、遊間和子・領域アドバイザーが、高齢の安心・安全に関して欧州で行われているICTを用いた問題解決の動向を紹介しました。ステークホルダーを巻き込んだ研究開発、制度・規制・慣習等の課題を視野にいれた(要素技術にとどまらない)研究開発、ICTによる既存システムの増幅などの重要性を議論しました。