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マネジメントの現場から

2014年2月16日(日)  サイトビジット(新開プロジェクト)報告

 平成23年度に採択された新開プロジェクトの2回目となるサイトビジットを実施しました(於:埼玉県鳩山町)。1回目のサイトビジットはこちら

 新開プロジェクトでは、高齢者のだれもが避けて通ることのできない虚弱化に対して、コミュニティの力で虚弱の発生の予防や先送りをする新しい健康長寿の社会システム構築を目指しています。今回は、「食」という切り口でコミュニティづくりに取り組まれている埼玉県鳩山町を訪れました。

 20年に一度という記録的な大雪の翌日、鳩山ニュータウンの中心部にある埼玉県鳩山町のふれあいセンターにて、鳩山町「食」コミュニティ会議プロジェクト、通称「食コミ」のイベントが開催されました。前日の大雪にも関わらず93名の方が会場に足を運び、スタッフ等と合わせて総勢146名がテーブルを囲み、とても賑やかな食卓となりました。

 第1部「いっしょに食べよう!鳩山100人で囲む食卓」では、地元の食材をふんだんに使ったごはんを食べながら、みんなで会話を楽しみました。品数も多く、美味しいものを食べながらだと、会話も弾みます。笑顔の溢れる食卓風景となっていました。

 休憩をはさんだ第2部「100人よれば文殊の知恵『あったらいいな、こんな集まり』」では、まず地域で事例の紹介がありました。地元に住んでいながら、「このような集まりがあるのは知らなかった」との声も聞かれ、貴重な情報交換になったようです。その後、おやつをつまみながら、意見・感想をグループごとに語り合う場が設けられました。食コミスタッフがファシリテーターと記録係について、活発に話し合われていました。

 続いて、和やかな雰囲気の中、最後に秋山総括による特別講演「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」に移り、セカンドライフのあり方に関して、みなさん、熱心に聞き入っていらっしゃいました。

 今回のイベントは、地域で創り、地域で楽しみ、地域で考えるイベントとなっていました。食を通してニュータウンにお住いの方も、古くからお住まいの方も交えて楽しく交流できたこの食卓は、地域の人々にとって、大きな財産になったのではないでしょうか。「一年に2回は開催してほしい!」との声もあり、今後の活動が楽しみです。

 「このようなせっかくの機会に、知り合いが集まって食べてもしょうがない。知らない人どうしだから良い。」参加した方のこの発言には、大きな意味があるように感じました。


薄味で上品な味付けと評判のおかずは女子栄養大学「松柏軒」によるもの。右は鳩山の黒大豆を使った郷土食”鳩豆呉汁”
箸入れは食コミスタッフの手作りです。

テーブルセッティングから全て手作りで、心のこもった温かい食卓となりました。

みんな揃って、「いただきます!」
食コミリーダーさんたち(黄色のTシャツ)の活躍でイベントは大成功です。

地域の事例報告に、近所でそんな取組があったとは知らなかったとの声が多く寄せられました。

グループワークでは、地域であったらいいなと思う「食」に関する取り組みについて、活発に意見交換されました。

秋山弘子領域総括の講演に、熱心に耳を傾けられていました。



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