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イベント開催報告

平成24年度 第2回領域シンポジウム コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン
東京大学 伊藤国際学術センター 伊藤謝恩ホール (平成25年2月27日)

 平成25年2月27(水)に、平成24年度「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」領域 第2回シンポジウムを東京大学 伊藤国際学術研究センター「伊藤謝恩ホール」にて開催しました。
 平成24年2月22日に開催しました第1回領域シンポジウムに続き、第2回目のシンポジウムとなりました今回のシンポジウムでは、作家 楡周平先生による基調講演、現在進行中の15プロジェクト(平成22年度採択プロジェクト4件、平成23年度採択プロジェクト5件、平成24年度採択プロジェクト5件・実行可能性調査1件)の紹介、中間報告、成果報告に加え、2つのパネルディスカッションを実施しました。当日は雨が降る中、10:00~17:30という長時間の開催となりましたが、約430名という非常に多くの方にご参加いただきました。皆さまの温かいご支援により、無事シンポジウムを終了することが出来ましたことを御礼申し上げます。

シンポジウムのプログラムはこちら


■当日配布資料
予稿集(PDF:26,158KB)
※ファイルのサイズが大きくなっておりますのでご注意ください。


■アンケート結果
アンケート結果(PDF:561KB)

●開会挨拶
 本シンポジウムの開会にあたり、科学技術振興機構 社会技術研究開発センターの有本センター長より開会の挨拶がありました。


有本センター長より開会の挨拶

●基調講演「小説『プラチナタウン』が示すもの」
 作家 楡周平氏より、団塊世代の高齢化、地方の過疎化という社会問題を扱った著書『プラチナタウン』を話題の中心に、着想の元となった米国企業勤務時代の体験談等を交えてご講演いただきました。小説『プラチナタウン』は夢のある老後のためのコンセプチュアルデザイン(概念設計)の一つとして提示されたことや、大きなプロジェクトを実現させるにはゴールに向けた夢をプロジェクトのメンバーで共有することが非常に大切であるという大変示唆に富んだお話に参加者の方々も強い関心を持たれていました。


楡周平氏による講演

●「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」研究開発領域について
 本領域における目標、高齢社会における重要な課題と採択されたプロジェクトとの関係について秋山総括よりご説明いただきました。
 これからの3年間は各プロジェクトが描いた夢を実現するために綿密にフォローしていくとともに、領域全体としてもプロジェクト間連携や委員会の活動を通じて、高齢社会における新しいコミュニティづくりに関する全国各地さらには海外の取り組みに対して、情報を提供し支援できるエンジン母体となることを目指すという構想を話されました。


本領域の説明をされる秋山先生

●平成24年度採択プロジェクト紹介
 本領域において、平成24年度に採択された6つのプロジェクトの研究代表者が、それぞれのプロジェクトの紹介を行いました。プレゼンテーションでは、プロジェクトの概要と現在までの進捗状況、今後の計画および課題などが話されました。


プロジェクトの報告を行う清水代表

プロジェクトの報告を行う成本代表


プロジェクトの報告を行う伊香賀代表

プロジェクトの報告を行う佐藤代表


プロジェクトの報告を行う島田代表

プロジェクトの報告を行う小川代表


●平成22年度採択プロジェクト 成果報告
 平成22年度に採択された4つのプロジェクトについて、新谷領域アドバイザーの進行のもと、現時点でのプロジェクトの成果、成果の社会での活用イメージや社会実装に向けた取り組み等に焦点を当てた報告が行われました。質疑応答の時間にはフロアから活発にご質問やご意見が飛び交い、各プロジェクトへの関心の高さが伺えました。


左から進行役の新谷領域アドバイザー、プロジェクトの報告を行う太田代表、鈴木代表、小川代表、辻代表


●平成23年度採択プロジェクトショートトーク
 平成23年度に採択された5つのプロジェクトの研究代表者が、それぞれのプロジェクトの進捗状況や今後の課題について報告を行いました。


左から中林代表、大方代表、新開代表、寺岡代表、原田代表

●ポスターセッション(平成23年度・24年度採択プロジェクト)
 ホール横のスペースにて平成23年度・24年度採択プロジェクトによるポスターセッションを行いました。研究代表者や実施者からプロジェクトについて直接説明を聞ける機会とあって、参加者の皆さまは各プロジェクトのポスターの前に足を止め、熱心に耳を傾けられていました。ディスカッション、歩行補助車のデモストレーションも行われ、会場は熱気に包まれました。


大盛況のポスターセッション会場の様子

●パネルディスカッション1
 「高齢社会のCAREとCURE~高齢者における医療・認知症を考える~」
 本シンポジウムでは、2つのパネルディスカッションが開催されました。
 1つ目は、「高齢社会のCAREとCURE」と題し、パネリストとして永田領域アドバイザーと5名の研究代表者(太田代表、辻代表、清水代表、成本代表、島田代表)にご登壇いただきました。
 南領域アドバイザーの進行のもと、各パネリストよりプロジェクトの事例や専門家としてのご経験をもとに、住み慣れた地域の中で「その人らしい」生活を続けられるための医療やケアについてお話しいただきました。
 永田領域アドバイザーのまとめにより、それぞれの先進的な研究・取り組みを実装につなげるためには、本領域のテーマである「コミュニティ」が非常に重要な舞台となることが強調されました。研究者や行政も含めたコミュニティの構成員である私たち一人一人が、その研究・取り組みの価値を丁寧に考え、話し合い、作り変える作業を積み重ねながら実行に移していくことが重要であることが確認されました。詳細は以下の要旨をご参照ください。
 

パネルディスカッション1の要旨(PDF:259KB)

パネルディスカッション1の様子

●パネルディスカッション2
 「コミュニティ『で』新しい高齢社会をつくるには~多彩なステークホルダとの連携可能性を探る~」
 パネルディスカッションの2つ目は、「コミュニティ『で』新しい高齢社会をつくるには」をテーマとして行われました。
 進行役として秋山総括、パネリストとして4名の研究代表者(太田代表、鈴木代表、小川代表、辻代表)にご登壇いただきました。
 まず、コミュニティでプロジェクトを推進するには、企業や自治体、住民、大学等の多彩なステークホルダの連携が重要である点について討論されました。「どんなコミュニティにしたいか」というイメージを描く段階ではコミュニティに関わりの深い自治体職員や住民の参加が重要であり、成果の普及・持続性においては産業や企業の参加が重要であること、連携することでステークホルダそれぞれにメリット(利益、楽しさ、やりがい)があることが上手くいくためのポイントとして挙げられました。
 さらに、連携体制作りのノウハウ等を集積した新しい高齢社会のデザインに役に立つリソースセンターを構築するためには、実際にどう組織し、どんな機能を盛り込んだらよいかという点について、フロアより様々なご意見をいただきました。詳細は以下の要旨をご参照ください。

パネルディスカッション2の要旨(PDF:234KB)

パネルディスカッション2の様子

約430名の方々にご参加いただきました。誠にありがとうございました。

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