2016年(平成28年)3月31日をもちまして、領域の活動は終了致しました。

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イベント・報道情報

イベント開催報告

第2回領域合宿
埼玉県比企郡嵐山町 独立行政法人 国立女性教育会館(平成23年12月10日~11日)

 平成23年12月10(土)~11日(日)、「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」研究開発領域の合宿を国立女性教育会館(ヌエック)にて開催しました。領域運営担当者(領域総括、領域アドバイザー、センター事務局)、プロジェクト実施者、社会技術研究開発センター関連職員を合わせて、総勢50名が参加しました。
 今回は本領域で2回目の合宿となりますが、平成23年度に新たに5つのプロジェクトが採択されたため、再度その目的を①マネジメントチームとプロジェクト実施者が協働して、領域目標を達成するための意識共有を図ること、②プロジェクト同士の情報交換の場を持つことで領域全体としてのネットワークの構築を目指すと同時に連携可能性を探ることとしました。

合宿プログラムはこちら


【1日目】12月10日(土)

●秋山総括講演
 まず合宿開会の挨拶をかねて秋山総括にご講演いただきました。講演では、現在どのようなプロジェクトが採択されているのか、それらのプロジェクトにはどのような目標が期待されているのか、さらにそれらのプロジェクトのネットワークを構築することによって領域全体としてどのような成果創出を目指しているのかということが説明されました。


開会の挨拶と講演をされる秋山総括

●領域アドバイザー・事務局 自己紹介
 領域アドバイザーがそれぞれ自己紹介を行いました。それぞれの専門やこの領域に寄せる期待などをお話いただき、プロジェクトメンバーとの協力体制について確認しました。

●プロジェクトの紹介
 平成22年度の採択された4つのプロジェクトと平成23年度に採択された5つのプロジェクトが、合宿参加者の自己紹介と、プロジェクトの概要、現在までの進捗状況についてそれぞれプレゼンテーションを行いました。


大方代表

新開代表

寺岡代表

原田代表

中林代表

小川代表

辻代表

太田代表

鈴木代表

 今年の合宿にはRISTEX「地域に根差した脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域の堀を総括にゲストスピーカーとして参加していただきました。環境領域においてこれまで培ってきたプロジェクトとマネジメントチームとの協働や、コミュニティにおけるアクションリサーチについてご講演いただきました。


環境領域の堀尾総括

●領域アドバイザーによる問題提起と全体討論1
 堀尾総括の後には、井上アドバイザーと袖井アドバイザーに、コミュニティにおけるアクションリサーチについて、それぞれのご経験も踏まえて問題提起をしていただきました。そして、堀尾総括のご講演、井上アドバイザーと袖井アドバイザーによる問題提起を踏まえて、参加者全体でアクションリサーチについて討論を行いました(全体討論1)。全体討論では、アクションリサーチの科学性や方法論について活発な議論がなされ、その方法論を確立することや、実施したアクションリサーチを発表する場を作ることの必要性が指摘されました。


井上アドバイザー

袖井アドバイザー


全体討論1の様子

【2日目】12月11日(日)

●全体討論2
 二日目は全体討論2で幕を開けました。全体討論2では各プロジェクトに対する質問やコメント、さらには各プロジェクトの連携について様々な検討がなされました。プロジェクトチームとマネジメントチームの協働、地域の様々なステークホルダーとの連携、プロジェクト成果を政策に結び付けていくための取り組みなど、それぞれのプロジェクトが抱えている悩みや問題について一緒に議論を行い、領域全体としての方向性を確認しました。

●全体討論3とまとめ
 全体討論3では、アクションリサーチの方法確立や、領域としての情報発信のあり方、さらには領域内のプロジェクトの連携などについて、今後領域全体でどのように取り組んでいくのかを検討しました。アクションリサーチの方法については、プロジェクトチームとマネジメントチームが協働してその方法論の確立を目指すということで合意が得られました。また情報発信については、インターネットやソーシャルメディアを活用してこれまで以上に活発に取り組んでいくことや、国内外におけるネットワーク構築に取り組んでいくことが領域の目標として共有されました。


2日目の全体討論の様子


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