領域アドバイザー

冷水 豊
日本福祉大学大学院 客員教授
ほっとコラム「『 地域生活の質』に基づく高齢者ケア」(2011年12月21日掲載)
専門・関心分野
社会老年学、高齢者福祉論が専門ですが、最近は地域福祉研究、アクションリサーチ(実践志向研究)にも関心をもっています。
プロフィール
関西学院大学社会学部専任助手、東京都老人総合研究所研究員・研究部門長を経て、上智大学社会福祉学科教授。同大学定年退職後、上記の現職。
近年の研究課題としては、フォーマルケア(介護保険などの制度化されたケア)とインフォーマルケア(ボランティアや地域住民などによる制度化されていないケア)の望ましい役割分担、高齢期の社会的孤立などの研究に取り組んでいます。
領域マネジメントへの意気込み
老人総合研究所在職中は、主に東京都など大都市の高齢者福祉関係の調査研究に取り組んできましたが、近年は、長野県、愛知県の地方都市、高知県の中山間地域の高齢者福祉の課題について、地元の市・社会福祉協議会、民間事業者、ボランティアなどとの協働によって、その地域に密着した実践志向の研究に取り組んでいます。このことが、今回の領域アドバイザーとしての役割に少しでも活かせるように努力したいと思っています。