篠原 雅武

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京都大学総合生存学館 特定准教授

1975年生まれ。博士(人間・環境学)。2019年4月より、京都大学総合生存学館(思修館)特定准教授。温暖化、異常気象、海面上昇といったエコロジカルな事態を、人間の条件という哲学的な問題の再考を迫るものと捉え、人間の条件をめぐる世界観を新しく描き出すことを目指している。建築家やアーティストとの交流を積極的におこなっている。最近の著書として『複数性のエコロジー』(以文社、2016年)、『人新世の哲学』(人文書院、2018年)がある。主な翻訳書としては『社会の新たな哲学』(マヌエル・デランダ著、人文書院、2015年)、『自然なきエコロジー』(ティモシー・モートン著、以文社、2018年)