人と新しい技術の協働タスクモデル:労働市場へのインパクト評価
プロジェクトの概要
AIやロボティクスなどの新技術の普及は、労働者の雇用を奪うだけでなく、雇用の創出や働き方の変容など、労働市場に多面的な影響を与えうる。本プロジェクトでは、そうした多面的な影響を把握するとともに、新しい技術と人の協働を円滑に行える制度設計や人材マネジメントを政策立案者・ビジネスモデル設計者・労働者に提案する。具体的には、労働経済学を中心とした幅広い分野の知見を用いて、労働者の従事するタスクに注目しながら、①全国の労働者へのパネル調査・分析、②産業・地域レベルの分析、③新たな技術の先行導入・実験事例をフィールドとした調査・分析の3つを軸として研究を進める。さらに、ミクロ・マクロ両面の含意を踏まえ、教育・労働市場制度・再分配政策への提言や、次期科学技術基本計画に資する基礎資料の提供を目指す。
実施者
山本勲(代表者) |
慶應義塾大学商学部 |
教授 |
川口大司 |
東京大学大学院経済学研究科 |
教授 |
齊藤有希子 |
早稲田大学政治経済学術院 |
准教授 |
黒田祥子 |
早稲田大学教育・総合科学学術院 |
教授 |
小林徹 |
高崎経済大学経済学部 |
准教授 |
大西公平 |
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティチュート |
特任教授 |
野崎貴裕 |
慶應義塾大学理工学部 |
専任講師 |
参画・協力機関
東京大学 |
早稲田大学 |
高崎経済大学 |
慶應義塾大学 |
慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター |