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JSTnews 2023年3月号

JSTnewsは、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の広報誌です。

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2023年3月号

特集
低コストで殺菌を実現する深紫外LED カンボジアに安全な水を提供したい
多様化するニーズをくみ取る 科学技術の「目利き人材」

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P.03特集 1― 低コストで殺菌を実現する深紫外LED カンボジアに安全な水を提供したい

低コストで殺菌を実現する深紫外LED カンボジアに安全な水を提供したい

世界に目を向けると、衛生的な水を利用できない国はまだ多い。カンボジアもその1つだ。農村部には雨水を貯めて利用する地域もあり、安全な水を提供できる水処理装置が求められる。そのコア技術として期待されるのが、「深紫外線」と呼ばれる波長が短く殺菌能力の高い紫外線を放つ発光ダイオード(LED)だ。三重大学大学院工学研究科の三宅秀人教授らは、その深紫外LEDの出力を上げると同時に製造コストは抑え、科学技術の力で安全な水を提供するという持続可能な開発目標(SDGs)の達成に挑んでいる。

P.03-07をPDFで読む(PDF:1.9 MB)

P.08特集 2― 多様化するニーズをくみ取る 科学技術の「目利き人材」

多様化するニーズをくみ取る 科学技術の「目利き人材」

研究を取り巻く環境が大きく変わりつつある中、イノベーションの創出に向けて産学官連携がますます重要になっている。そのとき、大きな役割を果たすのが大学と企業、社会の間を橋渡しし、産学官連携を推進していける科学技術の「目利き人材」だ。立命館大学で20年以上にわたって人材育成活動を先導し、2011年からJSTが主催する「目利き人材育成プログラム」の講師も務める野口義文副学長に、人材育成プログラムの狙いやこれからの大学の役割、求められる人材像などについて聞いた。

P.08-11をPDFで読む(PDF:1.5 MB)

P.12連載― どうやって実現する? 明るく豊かなゼロエミッション社会

最終回 拡張型産業連関表から探る未来
連載 どうやって実現する?明るく豊かなゼロエミッション社会

若手商社員・皆川豊を主人公としたストーリー仕立てで、低炭素社会戦略センター(LCS)が発行する提案書を読み解く連載も今月号で最終回。今回はLCSが独自に作成した拡張型産業連関表を読み解きながら、明るく豊かなゼロエミッション社会を日本が実現するためには何が必要なのか、山田興一研究顧問、石川環主任研究員、西川浩特任研究員にお話を聞いた。

P.12-13をPDFで読む(PDF:1.1 MB)

P.14NEWS & TOPICS

NEWS&TOPICS
研究成果
個々の気泡が従うサイズ変化の法則
研究成果
「ワクチン」含むツイート1.1億件を分析
研究成果
強くて体になじむ生体骨代替材料を開発
研究成果
植物代替、培養肉など未来の牛肉市場を調査

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P.16さきがける科学人― マウスの気持ちを読み解き ヒトの脳のメカニズムを解明

マウスの気持ちを読み解き ヒトの脳のメカニズムを解明

筑波大学 人間系 准教授

高橋 阿貴

P.16をPDFで読む(PDF:1.0 MB)

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