JST news 2015年2月号

JSTnews

JSTnewsは、独立行政法人科学技術振興機構(略称JSTの広報誌です。JSTの活動と、最新の科学技術・産学官連携・理数教育などのニュースを、わかりやすくご紹介します。

Index20152月号

 

記事1

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P.03JST海外事務所長 特別座談会

国際活動の最前線

複雑な国際事情を見すえながら、競争と協調を巧みに織り込んだ戦略的な科学技術研究を進めるために、JSTはアメリカとフランス、シンガポール、中国の4か所に海外事務所を置き、迅速できめ細かな情報を収集している。近くインドにもリエゾン・オフィス(連絡事務所)を設置する。そこで国際活動の最前線に立つ現役の海外事務所長とOBに、その取り組みの意義や現地での苦労、海外から見た日本の課題などについて聞いた。

記事2

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P.08国際戦略の司令塔を設置

科学研究の国際化を進め日本の存在感を高める

再生可能エネルギーや新薬の開発。地球温暖化防止、感染症対策、アジアの地震・津波防災、水資源の枯渇や汚染対策―。こうした最先端で大規模な科学技術の取り組みや、地球規模の問題の解決が急がれている。そのためには海外との研究協力や協調が不可欠となる。JSTはこれまでも研究の国際化を推進してきた。昨年10月に新設した国際戦略室は、さらにテコ入れを強化し、効果的に国際化を進める司令塔となる。その背景や戦略をJSTの国際担当役員に聞いた。

記事3

記事3写真

 
P.10共同研究や交流を促進するe-ASIA共同研究プログラムの取り組み

熱いアジアに共同研究の輪を

多くの国が協力して取り組む国際共同研究が加速している。その流れを受けて、アジアの国々が地域共通の課題を解決するためのe-ASIA共同研究プログラム(以下、e-ASIA)がスタートした。アジアの国々に新たな変化が生まれようとしている。

TOPICS

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P.14JSTの最近のニュースから…

TOPICS

【話題】 政変を乗り越え、下水処理実証プラントを稼働
【イベント開催報告】 ビッグデータ時代、研究文化の変革を
【研究成果】 白金を使わない電極で、水素をつくる
【研究成果】 マウスを丸ごと透明化!

さきがける科学人

さきがける科学人写真

P.16SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)防災分野
研究課題「マルマラ海域の地震・津波災害軽減とトルコの防災教育」

地震と津波に強いトルコ社会をつくりたい

海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター 地震津波予測研究グループ 特任技術研究副主任
チタク・セチキン・オズグル

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表紙画像

表紙写真について

世界各国でのJSTの活動の一端を紹介します。写真左上から順に①スロバキアでの先端材料ワークショップの参加者ら(SICPより)②里帰りしたアフガン小麦の畑とダルラマン宮殿③ボリビアの氷河流域での地形調査④東欧4カ国と協力覚書を締結する理事長⑤カメルーンでキャッサバの改良や加工を通して住民の生活を向上⑥ワシントンの桜祭りでセラピーロボット「パロ」と触れあう子どもたち⑦パーム油の絞り滓でマレーシアに産業を興す⑧ベトナムでのバイオマス燃料実証プラントの開所式で⑨来日したカンボジアの生徒らが仙台市の広陵中学校の生徒と交流(さくらサイエンスプランより)。(②③⑤⑦⑧はSATREPSより)

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