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JSTnews最新号

JSTnewsは、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の広報誌です。

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2026年7月号

特集
誤差300億年に1秒の光格子時計を開発
ネットワーク構築し次世代社会のインフラに
慢性じんましんの病態を数理モデルで表現
数学の力で患者ごとに最適な治療を実現する

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P.03特集1― 誤差300億年に1秒の光格子時計を開発 ネットワーク構築し次世代社会のインフラに

誤差300億年に1秒の光格子時計を開発 ネットワーク構築し次世代社会のインフラに

時間の基本単位である「秒」は、もともと地球の自転の長さを基に決められていた。現在、「秒」はセシウム原子の振動を基準として精密に定義されている。正確な時刻・周波数を生成する原子時計は、高速・大容量通信や人工衛星による測位など、現代社会を支える基幹技術となっている。東京大学大学院工学系研究科の香取秀俊教授は、セシウム原子時計より1000倍も高い精度で時間を計測できる「光格子時計」を開発。光格子時計のネットワークを構築して社会実装することで、新たな社会インフラの確立を目指している。

P.03-07をPDFで読む(PDF:1.7MB)

P.08特集2― 慢性じんましんの病態を数理モデルで表現 数学の力で患者ごとに最適な治療を実現する

慢性じんましんの病態を数理モデルで表現 数学の力で患者ごとに最適な治療を実現する

世界の5人に1人が経験するといわれる身近な皮膚疾患「じんましん」。その発症の仕組みは長く謎に包まれていた。京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)の李聖林(い せいりん)教授は、皮膚に現れる皮疹(ひしん)のパターンを数学の目で読み解き、じんましんの病態を数理モデルによって表現。数学的アプローチの有効性を示すとともに、病態の解明や患者ごとに最適な治療の実現に挑む。脳内で数式を自在に組み立て、難治性の皮膚疾患の病態解明に奮闘する姿に迫った。

P.08-11をPDFで読む(PDF:1.4MB)

P.12連載― イノベ見て歩き 第31回

酵母をもとにウナギ用サプリメントを開発 成長促進効果で養殖コスト抑制に期待
イノベ見て歩き 第31回

社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第31回は、ニホンウナギの成長を促すために、餌に混ぜて与えるサプリメントオイル酵母の開発に取り組む帝京大学理工学部総合理工学科の髙山優子准教授に話を聞いた。ウナギが短期間で成長することで、養殖ウナギをこれまでより手頃な価格で味わえるようになることが期待されている。

P.12-13をPDFで読む(PDF:811KB)

P.14NEWS & TOPICS

NEWS&TOPICS
研究成果
高効率に発電も発光もできる有機太陽電池を開発
研究成果
「マイクロドローン」で光圧や光トルクを精密計測
研究成果
環境刺激後に植物の器官が再生する仕組みを解明
研究成果
希少糖が少インスリン量で高血糖を改善

P.14-15をPDFで読む(PDF:2.8MB)

P.16さきがける科学人― 酵母の相互認識の「厳密さ」と「緩さ」に興味 種の誕生と進化・環境適応のメカニズムを探究

酵母の相互認識の「厳密さ」と「緩さ」に興味 種の誕生と進化・環境適応のメカニズムを探究

九州工業大学 大学院情報工学研究院 准教授

清家 泰介

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