科学技術振興機構報 第1415号

令和2年1月8日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

J-STAGE運用開始20周年、登載誌数が3,000誌に到達

~より多くの日本発の研究成果論文を世界へ~

JST(理事長 濵口 道成)が運営する「科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE)」は、1999年の運用開始から20周年を迎え、登載されている科学技術刊行物の数が、2020年1月7日で3,000誌に到達しました。

J-STAGEは、日本の学協会などが発行する電子ジャーナルを出版・提供するウェブサイトです。J-STAGEの運用を開始した1999年には、インターネットの世界的な普及が進んでおり、学術出版業界でもジャーナルをインターネット上で公開する「電子ジャーナル出版」がすでに各国で始まっていました。一方で、当時の日本国内には電子ジャーナル出版に対応できる体制が整っておらず、J-STAGEの運用開始当初に登載されたジャーナルはわずか3誌でした。

その後、世界標準への対応を目指して学術情報流通の国際的な動向を注視しながら、国内の学協会と協力し、より良いシステムやサービスへと改善した結果、運用開始から20年を経て、国内で発行される科学技術刊行物3,000誌を登載する世界有数の科学技術情報プラットフォームへと成長しました。

JSTは今後もJ-STAGEのサービス向上に努め、日本で発表される科学技術情報の迅速な流通と、国際情報発信力の強化を推進していきます。

J-STAGE URL:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja

<添付資料>

<お問い合わせ先>

(英文)“J-STAGE celebrates 20th anniversary and achieves registration of 3000 journals: —distributing Japanese research output to the world ”

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